ネンイチの健康診断で問題発生
書き残すつもりはなかったのですが、
なんかもやもやして納得ができないので、頭の整理をするためにも記事にしてまとめてみようと思いました。
また、こんなこともあるんだ!と知ってもらいたいと思いました。
どうやら、今後の方針というか対応がほぼ確定したようなのでネタにして記事にしようかと思います。
ま、ネタというか覚書、こんな事あったな。
って覚えておこうという感じかな。
もしかしたら誰かの参考になるかもしれないしね。
問題概要
2ヶ月前の11月に会社で申込みしていた健康診断がありました。
毎年「H会」が主催する健康診断へスタッフ全員で行くのが通例となっています。
その「H会」が依頼(委託)して、健診を行う機関である「R協会」が健康診断を開催しているようです。
今回の健診は「身長体重」「血圧」「視力」「聴力」「眼圧」「血液検査」「心電図」「レントゲン」「問診」などの基本的な健診がこの日のメニューです。
朝、スタッフ全員で会社に集合して健診の会場へ向かいます。
会場は区の施設でした。会社から15分程度の場所です。
血液検査などがありますので前日の夕食から食事は抜き。
水分も最低限の少しのお水のみ。
ですから全員の共通認識としては
「早く健診を終わらせてご飯を食べよう!」です。
健診の日は帰りにランチをするのが定番となっています。
スタッフ全員で食べるランチが楽しみなのです笑
この日は、ホンダ塗装の社食とも言える「しゃぶ葉」(すかいらーくグループ)に決定していました。
仕事を休みにしていることもあるので、スタッフには「健康診断手当」の他に食事をごちそうするのも恒例になりつつあります。
会場に着いて、健診場所となる建物の4Fへ向かいます。
入口で受付を済ませると順番に呼ばれるのを待ちます。
今回の健診は「H会」が主催しているので「H会」に入会(登録?)している法人の社員が受ける健診です。
会場にはすでに色々な企業の社員さん数十名が健診を順番に受けている状態でした。
健診のながれ
この日の検査の流れとしては、
受付をすると番号札を渡されます。
その番号で呼ばれるのを椅子に座って待ち
「身長体重」計測
隣のエリアに移り
※エリアといっても床にテープで囲ってあるだけ
「視力」検査
「聴力」検査
椅子に座って順番を待ち
「血圧」測定
更に椅子に座って順番を待つ
採血なので時間がかかるので数名が並ぶ
「採血」血液検査
しばらく待って、お医者さんとの
「問診」
質問や聞きたいことを先生に聞き
隣のエリアに移って
「心電図」
待ちはほぼなく
「眼圧」検査
外へ出てレントゲン車へ移動して
「レントゲン」撮影
撮影終了してすべて完了で開放
という流れになってました。
問題の発生
今回の問題(事故)は「採血」で発生しました。
採血を待つのは数分間だった思います。
一緒に行ったスタッフと並んで座り待っていました。
採血をしている前の人を見ながらなんとなく話をします。
私「定番で言うあのセリフって言わなきゃ駄目なんですかね」
ス「あ〜針刺すときに言う、あれですね」
私「そう、痺れたりしたら言ってくださいね。ってやつです」
ス「あれ、言われてもどれが痺れなのかわからないですよね」
私「本当に!どんな痺れかわからないからこれがそうなのか?って思っててどれが駄目で大丈夫なのかわからないですよね」
ス「ですよね〜」
私「とはいえ、そんなことになったこと聞いたことないですよね」
ス「やっぱりテンプレで必ず言うことになってるんですかね」
なんて話をしながら待っていました。
(お気づきの通り、完全に「フラグ」になりますw)
嘘みたいですが本当にそんな会話してました。
この言葉って必ず言われません?
皆さん必ず耳にしたことがある言葉ですよね。
「強い痛みや痺れがあったら言ってくださいね〜」
っての。
何十回も採血しているけど
どれが痺れでどれが痛みなのか?ってわからないくらいでそのまま採血は終わっていきますよね。
今回もそうだと思って呑気に話をしていたんですが…
自分の番号が呼ばれて採血の席に着きました。
どちらの腕でもいいというので、なんとなく利き腕と反対の左腕を台の上に出しました。
担当の方はやっぱりテンプレートのように
「急な痛みや痺れがあったら言ってくださいね〜」
と言いました。
ところで皆さんは採血の際
「刺さるところを見る派」
「刺さるところから目をそらす派」
どちらですか?
私は「目をそらす派」です。
刺さった瞬間はなかなか見れません。
もちろん今回も少しだけ目をそらしていて刺さった後に刺さっているのを見ました。
過去の採血の時にも
献血の時にも
こんなのは感じなかったのですが…
なぜか今回は違った「空気」を感じました。
その空気を例えると…
静かなプールのような水面が川面の水面のように感じる。
というか…(分かりづらいですよねw)
あくまでも私のなんとなくの感覚だったのですが…
なにか「ざわざわ」するというか場に落ち着きがないというか。
なにか採血の担当者の不安みたいなのが伝わってくるようなそんな空気というか感覚でした。
左腕に針が刺さる感覚と血液が流れる感覚
そのときに担当者が
「三本か。。。ちょっと、そうだな、う〜ん」
という不安というか焦りみたいな雰囲気をほんの少し出しました。
そして、刺さってる針をクイッと動かした瞬間でした。
ビリッビリッ⚡
っと経験のないくらいの電気が走ります。
針の刺さる場所から薬指に向かって電流が抜けるような感覚。
薬指からレザーを天井に発射したみたいでした。
低周波治療器のMAXを10倍くらいにして瞬間的に流したような今でも思い出してもゾクッとするなんとも言えない感覚。
慌てて「電気走ってます」と申し出ました。
担当者は
「痺れ来てます?」「そうですか」
と落ち着いてます。
というか、仕事であり作業である「採血」に集中しているようでした。
なんとなくこちらの言葉が届いてないような雰囲気でした。
専門家が落ち着いているので「そんなもんか」とも思いましたが
あまりの痺れの強さに
「結構強く来てますが大丈夫なんでしょうか」
と再度申し出ます。
担当者は「どうしますか?続けますか?」と…
なんだか冷静になっていた私は
「どうしましょうか?って言われてもわからないのですが、これは大丈夫なものですか?今まで感じたことないですが…大丈夫なら続けてもらっても構わないですし大丈夫だから我慢してくださいと言うなら我慢します」
と言うと、隣のブースにいた看護師さんが慌ててこちらに来て
「すぐに抜いてくださいっ!」
と担当者へ指示を出します。
その言葉と雰囲気を感じて
「あれ、これってヤバいやつか?」
と他人事のように感じていました。
ただ、その間も
針が刺さっている場所と薬指を結んだ直線上にはビリビリとした電気が流れるような感触があります。
隣から来た看護師さんは
「予定の血液が取れてないので反対の腕で私が行います」
と採血に入りながら
「痺れた方の手は動きますか?」
「痺れはどんな感じですか?」
「まだ痺れてますか?」
などと聞きながらあっという間に残りの採血は終わりました。
発生したことのまとめ
簡単にまとめてみると、
採血で刺した場所がほんの少しズレていて血管に的確に刺さらなかったことで採血のスピードが遅く予定の3本採る為には時間がかかってしまうので
針の位置を調整しようと少し動かしたら神経に当たってしまった。
もちろん私が太っちょのために血管がわかりにくかったということもありますので担当者を責める気はありません。
後にわかったことですが、採血での神経損傷は1万〜10万回に1回程度で起こることらしいです。一時的な症状で殆どの場合数日で回復するそうです。
ということは私は0.001%に当たったということでした。
なおかつその0.001%の中でも症状が数ヶ月も残るのは数%です。
その中にも入ってしまった。
てことは0.00002%くらいの確立???
「雷に当たって亡くなる」
「オスの三毛猫が生まれる」
「80年買い続けた宝くじ一等が当選」
よりも可能性の低いものが当たったということになりました。
どうせなら宝くじが良かったな〜と思いますが。。。
その場の対応
採血の後すぐに、健康診断で居合わせている医師の問診が行われました。
といっても「痺れはどんな感じ」「どのあたりが」という感じ。
ですから、診察というより一応医者が診た体で問診ということでしょうか。
一通り問診が終わると
「極稀にこういうことがあるのですが神経を触っただけの場合が多く、
現段階で動きに支障が出たりしていないので心配はありません。
1週間くらいで痺れた感触は引いてくると思います」
と言われ、通常の健診の順番に戻りました。
ビリビリとした痺れは続いていましたが、
動きに支障が出たりはありませんし、動かしても痛みとか不具合は感じませんでした。すごく冷静に話を聞き、自己分析と自問自答していたと思います。ただ、健診をしている看護師さん達はあたふたとしていましたが…
レントゲン車に行く前にその場所で最後の検診となるのが
「眼圧」の検査でした。
検査を終えるとその担当だった看護師さんかお医者さんは
「大丈夫ですか?いまどんな感じですか?」
と声をかけてくれ、用意していたプリントを見せてくれて
細かく説明をしてくれ、これからの対応などを教えてくれました。
「痺れは2週間続く可能性がある」
「ひどくなったり収まらなかったら連絡をしてください」
というものでした。
もらったプリントには
「極稀に痺れなどが発生することがあります」
というのも記載されていました。
その後
その日の楽しみだったランチ。
決めた通り「しゃぶ葉」で食事となりました。
左手首には違和感と痺れ。
即、アップルウォッチを右手に付け替えて
イライラを払拭するようにお肉を頬張りました。
2週間ほどで痺れは引いていく。
ということだったので、不便ながら痺れと戦いましたw
まずは、左手に付けていた「アップルウォッチ」は
右腕に変更を余儀なくされました。
腕時計を反対にすることのストレスは思ったよりあるものだということが初めてわかりましたw
何かが手首に触れると「ビリ」っと電気が走るので時計はできませんでした。
地味に不便な出来事です。
重量物は怖くて持てません。
持つことはできても持ってる間にビリっとしたら危険が危ないですw
PCキーボードは手首が当たるので浮かして叩く必要があります。
長袖が手首に当たると痺れます。
シャワーのお湯が当たると痺れます。
2週間が過ぎ、年末が近づいても
回復する兆しはなく、むしろ針を指した肘付近も痺れが出ます。
流石になにも変化がないのは不安になり、
指示された通り教わっていたTEL番「R協会」へ連絡しました。
指示としては「近所のクリニックを受診してください」
とのことで、近隣のクリニックを自ら調べて
神経内科の「Kクリニック」を受診する事にしました。
先生の見解としては
「注射針で正中神経を損傷したことによる痺れ」
「完全回復までは最大200日」
「通院は必要なし、特段の投与もなし」
という事でした。
200日は驚きました。
神経の損傷箇所から症状が出ているところまでがおよそ20センチ以上
神経は日に1ミリ程度しか回復しないので。とのこと。
もちろんすぐに結果を「R協会」担当へ連絡して報告しました。
が、「申し訳ありません」を繰り返すばかり。
「申し訳ありません」という言葉は相手を本当に思いやるというより
怒らせない為の言葉じゃないかと感じました。
そりゃ、謝罪以外の方法はないのは承知していますが…
そもそも謝っているその人は何もしていませんし、謝る人に怒るのも野暮ですし、怒っても何も変わらないですし、謝罪をしてもらうために言ってるわけでもありません。
これを書いている現段階でこの事故から2ヶ月経過。
痺れは何一つ変化なし。
痺れ方、痺れる場所、痺れの度合いなど
何をとっても変化なし、不安は募るばかりです。
神経だからなのか寒い日や寒い状況だと痺れが強くなります。
といってもシャワーなどで温めるために当てると更に駄目…
結果的には
「R協会」担当の方とは何度か電話でやり取りをしました。
こちらの状況を詳しく教えてほしいということだったので、
・現場仕事へ行くことができない。
・一人が現場に行けないことで会社は売上が下がる。
・個人として当然収入が減るので困る
・痺れは良くならない
などと説明しました。
「医療に掛かった費用はだしますので」
とは言ってくれているものの
医者は「通院することでなにかできることはないので通院はいらない」
といいます。ということは医療費も何もない。
医療で掛かった金額にしたら1500円とかそんなもの。
最後に話した電話で
「仕事ができないことで収入がかなり減り生活が困る」
「事故を起こしたことの補償(保障)などはないんですか?」
「自分の保険でおりることもないですし」
と話をしました。
「【渉外部】という部署で検討します。」
とのことでした。
数日後の週明けに送られてきたのは
一通の封書、中には「医療費の請求」の用紙と返信用封筒。
そして封書が届いてから先日後、
なんの前触れもなくスーツ姿の二人が突然会社にやってきました。
「R協会」の渉外部の方と看護部の方。
偶然会社で事務仕事していたので、しばらく話をしたのですが、再度状況の説明を聞くだけ。
コチラの感じ方の問題なのかもしれませんが、感じるのは
「とにかく被害者に言いたいことを言わせないと揉める」
といった雰囲気。
(クレーム対応などの勉強や講習も受けたことあるのでわかってしまうのが逆に辛いですねw)
こっちは全部説明して対応してもらおうと思っているだけだけどそれを聞いた二人は
「医療費は支払います」
ということを言うだけ。
正直、それを言いにきたの?って感じ。
余談ですが
一通の封書の宛名は弊社の取締役の名前、
しかも、名前も漢字も間違え。
些細な間違えではあります。
田中さんが田仲さん、山本さんが山元さん
的な間違いでそれに腹を立てることはありませんが…
二名が来て
「R協会の者で、今回の事故についての…件できました」
「◯◯さんはいらっしゃいますか?」
の◯◯さんは取締役の弟の名前。
もう怒る気もない。
あきれるというかなんというか
結局のところ、
「R協会」の言い分としては、
痺れと採血時の件の因果関係はわからない。
※送られてきた請求用紙には「不快なお気持ちにさせて…」と記載されてきた。不快じゃなく故障であり事故であり怪我(?)なんだけどね。
そのときに痺れが発生したのは間違いない。そのための病院の費用は支払う。仕事ができないことは因果関係は立証できないから休業などの補償(保障)はできない。
という事。
いろんな人に聞いたのですが、医療関係者でも「そこまでのことは聞いたことがない」「丁寧だが対応が悪い」「なんか腑に落ちない」という意見を言う人がほとんどでした。
騒いでも喚いても怒っても
痺れが治るわけじゃないので
静かに話をしていますが
文句言ったもの勝ちな問題なのでしょうかね。
お金をとは思いませんが、
実際、収入が減って損失があるので
せめてそのあたりを「お見舞い」的になにか
あってもいいと思うのは、間違いなのでしょうか?
早く痺れが無くなって気分よく生活したいです。
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