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[小ネタ]ChromebookでのChromeにおける「ページをアプリとしてインストール」と「ショートカットを作成」の違い
本当に小ネタ。
Chromebookでは、Chromeで開いたページをアプリ化するという機能がある。
どういうことかというと、
アプリ化すると、ランチャーで開くアプリ一覧の中にアイコンが登録され、そこから起動できる
アプリ化すると、通常のChromeのウィンドウとは別に専用のウィンドウが開く
そのウィンドウではタブが無く、「︙」(縦の三点リーダーアイコン)で開けるメニューも通常のChromeとは異なる
といった特徴がある。
あたかも専用のアプリをインストールしたかのような操作感となる。
(このあたりの挙動はOSの設計思想っぽい)
この「ページをアプリとしてインストール」コマンドは、Chromeのメニューを開き「キャスト、保存、共有」の中にある(2025/2/20時点)わけだが、この項目と並んで「ショートカットを作成」というコマンドがある。
WindowsやAndroidではデスクトップ上にショートカットを自由に配置することができるが、ChromeOSのデスクトップにはショートカットを配置することはできない。(ここは改善してほしいところ)
ではこのコマンドは一体どのような挙動となるのか、またアプリ化とどのように使い分けるのかよくわからないわけだが、やってみた限り、
ショートカットを作成した場合も、ランチャーで開くアプリ一覧の中にアイコンが登録され、そこから起動できる [アプリ化と同じ]
ショートカットから起動すると、通常のChromeで開かれる 【アプリ化と異なる】
もちろん機能や操作感はChromeのものとなる 【アプリ化と異なる】
であるようだ。
要は、単独の「アプリ」として振る舞うか、あくまでChromeの「ショートカット」として振る舞うか、という違いと思われる。
今回、よく使うAmazonをさっと起動できるようにしたかったため、当初、アプリ化をしてみたのだが、自分の使い方には合わないことに気づいた。
というのも、商品を検索→気になったものをひたすら新しいタブで開いて見比べ、というやり方を取るのだが、新しいタブとして開けない(厳密には、新しいタブは別ウィンドウのChromeとして開いてしまう)「アプリ」ではこの方法に向いていなかったためだ。
逆に、ChatGPTのように単一ウィンドウの中で完結できるようなページであれば、タブの表示領域などを節約して画面を広く使える分、アプリ化の方が向いているとも考えられる。
よってこれらをまとめると、
よく使うサイトは「ページをアプリとしてインストール」または「ショートカットを作成」することで、ランチャーからさっと起動できる
複数のタブを開くなど、Chromeの機能を使用したい場合には「ショートカットを作成」が適している
タブを使用しないなど、Chromeの機能が不要である場合には、画面を広く使える分「ページをアプリとしてインストール」が適している可能性がある
言われてみればまぁそうだよね、という違いではあるが、いつものごとく検索してもさっと出てこなかったこともあり、ここにまとめておく。