2020-10-29 好投した金久保のゆったりとした間合いと #110

何故か5回からの記憶が消えているが3-3で引き分けだったらしい。おっかしいなぁ。5回までは3-0だったのに。

ただ、とにかく金久保くんのピッチングがプロ初先発とは思えないくらい素晴らしかった。初回に3点のリードをもらった気楽さもったかもしれない。(まさかその3点で終わるとは金久保くんも思わなかっただろうが)

立ち上がりはちょっと引っかかるボールも多かったがそれでも概ね低めに投げ続けていた。2回からはスライダーが軸として使えるようになり調子を上げていった。特にランナーを出してからの堂林と曽根の打席。

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もともと堂林はスライダーをちゃんとコースに投げきれれば抑えられる相手だと思っているが、それにしてもラスト2球が完璧。ボール球のスライダーを見せてからボール2つ分寄せる球で空振りを奪っている。

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一方左の曽根に対しては落とす球を連投。フォークとチェンジアップで表記が割れているが球速で判断してるってことだろうか。確かに落とす球を使い分けが出来ているように感じた。最後はフォークを落しきり空振り三振を奪う。

そして責任投球回の5回は得点圏にランナーを抱えたところでギアを上げてきた。

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まず曽根に対して、結果的に四球にはなったがインとアウトの投げ分けが完璧。初球で左打者のインコースにしっかり投げきることができていることもポイントが高い。

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代打坂倉相手には腕を振って投げきり前の球よりも更にチカラのある球を低めに投げきることでゴロ、併殺を奪った。

全体を通してみると、ライアンぽいピッチャーだなとも感じた。特に球をリリースするまでのからだの溜め方?っていうのかな。この間合いで勝負できる投手ってあまり多くないのでしばらく初見殺しができるような気がしてる。

って言っても次回が今季ラスト登板になるだろうし、来季ローテを守れるピッチャーになってもらいたい。

ライアン→スアレス→吉田→木澤→奥川→金久保と原樹理と高橋がいればある程度夢のあるローテーションを組むことができる。なんなら余裕を持って木澤くんを後ろに回すことも可能だ。

この時期くらい夢みさせてよ。

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