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体にも地球にも優しい ”Veganレシピ” ④『南インドの風を感じるベジタブルスパイスカレー』

 こんにちは。写真家のMiNORU OBARAです(自己紹介はこちら)。本日は、ヴィーガンレシピシリーズ。野菜カレーに挑戦します。パンデミック以前には何度も通っていた南インドの味を目指します。

 まず最初に、今回のカレー、スパイスの調合などはこちらの書籍を参考にさせていただきました。かわいい挿絵と写真付きでとてもわかりやすいので、皆さんもぜひ。

 カレーの奥深さは計り知れず、僕みたいなもんの知識なんて底辺中の底辺ですが、家庭で誰にもで作れるインドカレーということで。温かい目でお見守りください。笑

 さて、本日は長くなりそうなので早速いきましょう。

■ 本日のヴィーガンレシピ

 今回は『南インドの風を感じるベジタブルスパイスカレー』。完成予想図はこちら。

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■ 材料(2〜3人分)

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 まずは材料。ちなみに、スパイスは作り置きしておけば、色々なカレーに応用可能。なので、まずは、スパイスを作るための材料から。

クミンシード・・・小さじ1
クミンパウダー・・・小さじ2
コリアンダーパウダー・・・小さじ2
カイエンペッパー・・・小さじ1
ターメリック・・・小さじ1
ガラムマサラ・・・小さじ1
□ 塩・・・小さじ2
□ 玉ねぎ・・・1玉
□ ニンニク・・・2片
□ 生姜・・・1/2個
□ ししとう・・・4本
□ パクチー・・・7〜8枝
□ カットトマト・・・100cc
豆乳ヨーグルト・・・50cc
□ オリーブオイル・・・大さじ3
□ 水・・・200cc

 ここまでがスパイス用の材料。 作り置きするもおすすめです(賞味期限は4〜5日)。

 ここからは今回のカレーの具。

□ ナス・・・1本
□ しめじ・・・1/2株
□ トマト・・・1玉
□ オクラ・・・2本
□ パプリカ・・・1個
アーモンドミルク・・・200cc
ペンプシード・・・少々
□ パプリカ粉・・・少々
□ 白米・・・2合分

■ 作り方

1. スパイスの役割

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 本格カレーと聞いて、思いつくのが「スパイス」ではないでしょうか。スパイスの組み合わせでカレーの味の可能性は無限に広がると聞きますが、ここではきっと基本中の基本だと思われるものを調合します。

 もちろんスパイスにはそれぞれの役割があります。まずは本日使うスパイスの基本的な役割を紹介しておきますね。

□ クミンシード・・・香りづけ
□ クミンパウダー・・・より強い香りづけ
□ コリアンダーパウダー・・・風味づけ
□ カイエンペッパー・・・辛味づけ
□ ターメリック・・・色づけ

 これを知るだけで、なんとなく自分風のスパイスを作れそうな気がしてきますね。


2. スパイスをつくる

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クミンシード・・・小さじ1
クミンパウダー・・・小さじ2
コリアンダーパウダー・・・小さじ2
カイエンペッパー・・・小さじ1
ターメリック・・・小さじ1
ガラムマサラ・・・小さじ1
玉ねぎ・・・1玉
ニンニク・・・2片
生姜・・・1/2個
ししとう・・・4本
パクチー・・・7〜8枝
カットトマト・・・100cc
豆乳ヨーグルト・・・50cc
水・・・200cc
オリーブオイル・・・大さじ3

 それでは、いよいよスパイスを作っていきます。

 まずは、玉ねぎみじん切りししとう輪切りニンニク生姜を合わせてすりおろしておきましょう。さらに、パクチーみじん切りにしておきます。

 熱したフライパンに、オリーブオイルを敷き、クミンシードを炒めます。少し色づいていい香りがしてくるまで中火で炒めましょう。

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 クミンシードに香りが出てきたら、みじん切りにした玉ねぎを加え、きつね色になるまで炒めます。

 さらに、すりつぶしたニンニク生姜を加えましょう。弱火で火が通るまで混ぜます。

 この辺りから、すでにインドの香りがしてくるはず。

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 いい香りがしてきたら、ししとうパクチー豆乳ヨーグルトカットトマトを加え、中火でしっかり混ぜながら1分ほど炒めましょう。

 ところで、近所のスーパーで豆乳ヨーグルトを見つけたときの喜びたるや・・・。 もちろんヴィーガンにこだらない方は、普通のプレーンヨーグルトでOKです。


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 パクチーを加えることで、キッチンはさらにインドの香りで溢れるはずです。ちなみに、パクチーが苦手な方も、この分量なら隠し味程度なので、きっと大丈夫。

 まんべんなく炒めたら、いよいよスパイスたちの出番。クミンパウダーコリアンダーパウダーカイエンペッパーターメリックを加えて、弱火で炒めましょう。

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 いい感じに色がついてきたら、を加えて一気に強火にします。

 焦げ付かないように注意しながら、水分が飛ぶまで加熱しましょう。

 もうキッチンに充満する香りはインドでしかありません。色が濃く変わり、水分が飛んだら、ガラムマサラを加えてひと煮立ちさせましょう。

 これで、スパイスの完成です。

 ちなみに、ガラムマサラも自分で調合する方が良さそうですが、今回は市販のものを使いました。


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3. 具とスパイスを合わせる

②で調合したスパイス
ナス・・・1本
しめじ・・・1/2株
トマト・・・1玉
オクラ・・・2本
パプリカ・・・1個
アーモンドミルク・・・200cc

 それでは、ここからスパイスと具を合わせていきます。

 ナスざく切りしめじも石づきをのぞいてざく切りトマトひと口大に、オクラパプリカ輪切り、にしておきましょう。

 ②で作ったスパイスに、トマトを加え、トマトを潰しながら中火3分程度加熱します。

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 トマトからの水分で全体が少し滑らかになてきたら、ナスしめじアーモンドミルクを加えます。鍋に蓋をして、焦げ付きに注意しながら10分ほど弱火でコトコト加熱しましょう。

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 ナスが柔らかくなってきた頃合いで、パプリカを加えます。パプリカの歯ごたえを残すために、パプリカは最後に加えることをおすすめします。

 加えたら、蓋を開けたまま中火で混ぜながら煮立たせましょう。少しドロッとするまで水分を飛ばします

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4. 盛り付けて完成

③で作ったカレー
白米・・・2合分
ペンプシード・・・少々
パプリカ粉・・・少々

 さて、いよいよ盛り付けです。

 ふっくら炊いたお米に、③で作ったカレーをよそいます。ヴィーガンに不足しがちな亜鉛マグネシウムを補うべくご飯にはヘンプシードを少々。さらに色づけにパプリカ粉をまぶします。

 ヘンプシードは見た目も含まれる栄養もヴィーガンにとってとても頼りになる食材です。無味なので使いやすい。

 はい、これで完成。

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 さて、いかがでしたか?

 スパイスさえ揃えれば、家庭にある食材で手軽に作れる本格インドカレーをご紹介しました。

 暑い季節がやってきます。新鮮な夏野菜とスパイスの力で、夏を乗り切りましょう。

 それにしても、早くインドに帰りたい・・・。

 本日も文末までお付き合いいただきありがとうございました。

 それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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写真家 MiNORU OBARA
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