第一次中国地方周遊その1@バイクはロマン
サービスエリアとかで休憩していると、見知らぬおじさんから「いや〜カッコいいですね。どちらから?」と5休憩に一回ぐらいはこのように話しかけられます。
話しをすると、このおじさん達は若い頃にバイクに乗りたかったが叶わなかった、またはかって乗っていたのだが何かしらの理由がありバイクを降りた方々が多いようですが、
たまに隣りに駐車してる現役オジサンにも「いや〜空冷の水平対向いいね〜」とマニアックに声をかけられる時もあります。
そう言えば先日、信号待ちで隣りに若かりし頃に憧れたイタリア車と遭遇し、乗っていた若者に「いや〜カッコいいね久々に見たよ」と声をかけてる自分がいました。
毎回呼びかけが「いや〜」で始まるのがまったくもって謎なところですが、感覚的には「イェイ!」に近いのか?
本題に戻りますと、いままで都道府県で訪れていないところはいよいよ鳥取、島根の2県となりました。
タイミング良く「広島県民の海水浴場は浜田市」という嘘のような話を聞いたので、広島からなら鳥取は遠いけど島根は感覚的に近いのかなと思い、広島まで行けば島根は日帰り出来るようなので、とりあえず広島まで行くことにしました。
と言っても、広島まで800キロあるのと、時間と天候の問題もあったため、楽して新門司までフェリーで行きました。
神無月
10月にると神様たちが出雲に一斉に集まると言うことが子供の頃から相当気になっていたので、一度はお参りに行かねばということで出雲大社へ。
翌日の夜はまたフェリーで戻るため津和野から萩を回って新門司に行けばちょうど良い時間になるなということで、まずは錦帯橋へ。
ここでアクシデント発生…
セルモーター(エンジンをかけるための電気モーター)がまったく動かず。押しがけ(バイクは助走をつけてクラッチをつなぐとエンジンがかけられる)で始動は出来るのですが、この状態ですとフェリーには乗れません。
かと言って給油のつど押しがけを出来る軽さではないため、陸路で帰るのも難儀です。
普通はバイク屋に持っていき修理となるのですが、それが出来ないのが古いバイクの辛いところ。壊れた場所はすぐに特定できたので、部品さえあれば…
どうしようもないので、後日あらためて部品だけ持って直しにくることにしました。
問題はいつ戻れるかわからないので、置き場所の確保ですが、これまたは幸い見つかりましたので、エンジンが止まらない事を祈りながら、暑さと渋滞の国道2号線で広島市内に戻りました。
乗船当日なのでフェリーをキャンセルするのも馬鹿らしいため、新幹線で小倉へ。
第二回中国地方周遊あらため広島修理編に続く…予定