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【voice】第五回オンラインレスリング:須崎優衣の成功を信じる力はどのようにつくられたのか

須崎優衣 × MAMO
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2020年8月29日(土)に開催された第五回オンラインレスリングの音声を収録しています。

第五回の講義は、今、世界で最も注目されている女子レスラー 須崎優衣が登場!!

小学校3年生の時に北京オリンピックで金メダルを獲得した吉田沙保里選手の姿を見て「かっこいい」とぼんやり憧れて依頼、その後どのようにしてオリンピックロードをひた走ってきたのか。彼女の、幾度の試練を乗り越えられる力=成功を信じる力はどのように養われたのか。

須崎選手のジュニア期に焦点を絞ってインタビューしました!

ぜひご視聴ください。きっとあなたの明日を輝かせるヒントが眠っているはずです。

■須崎優衣登場!講師紹介

略歴
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名前:須崎優衣(須崎優衣)
年齢:21歳(2020年9月13日現在/大学3年生)
出身:千葉県
クラブ:松戸ジュニア
主な戦績:
2018年、2019年世界選手権2連覇
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■本編のハイライト
本オーディオは、2020年8月29日に開催された『オンラインレスリング』と題したオンライン講義の音声を収録したものです。

第五回オンラインレスリングの詳細は以下になります。

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第五回オンラインレスリング講義録(順番は話の流れで前後します)
・ どんな小学生、中学生だったと思いますか
・ ジュニア時代の環境(指導者、両親など)
・ 須崎選手を虜にしたレスリングの魅力とは
・ オリンピックを意識した瞬間
・ 練習とプライベートの切り替え
・ ジュニア選手へ須崎選手からメッセージ
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■本気でオリンピック金メダルを意識したのは全国チャンピオンが集う合宿

半田:
 ところで、はじめてオリンピックを意識したのはいつなんですか??

須崎:
 はじめて、ぼんやり意識したのは小学校3年生の時にオリンピック(北京)で吉田沙保里選手が金メダルを獲得してるのを見た時ですね。でも本当に「いいな〜」くらいでした。

半田:
 なるほど、じゃあ本格的に意識したのはいつですか??

須崎:
 小学校5年生の時に全国チャンピオンだけがいけるエリート合宿があって、それがいろんな競技のトップアスリートが集うNTCという施設で行われたのですが、その時に将来はオリンピック選手になってこんなすごい施設で練習したいなあってすごい感激したのを覚えています。それからオリンピックで金メダルを獲りたいという目標が明確になりましたね。

半田:
 そのタイミングだったんですね。僕らの時はなかったなあ。当時の練習環境はどんな感じだったんですか??

須崎:
 小学校4年生までは週二回、5年生からは週三回の練習でした。厳しいという感覚はなく、練習はすごくたくさんやるんですけど、楽しくレスリングをやらせてもらっていたなって記憶があります。練習は2部練習の時とかはスパーリングを100本やったり、すごくきつかったのですが当時から楽しくやってたなって。

半田:
 気持ちが入ったのが小学校5年生以降ということですが、それまではどんな感じだったのでしょうか??

須崎:
 それまでは、レスリングが嫌いとか、不真面目とかそういうのじゃないんですけど、練習中にカーテンの後ろとかに隠れて、みんなに探させたり、なんかそんな感じで楽しくやってた気がします。皆さんにはご迷惑をおかけしました。笑
 4つ上にお姉ちゃんがいるんですけど、常に勝ちたいと思ってましたね。なんでも真似したりなんでも挑戦したり。

半田:
 へ〜〜、でも普通4つも上だと勝負を挑もうと思わないですよ。相当負けず嫌いだったんですね。笑 今日実はお姉さんも参加いただいているようでして、、。お姉さん、優衣さんはどんな子供だったのでしょうか?プレッシャーはありましたか??

(急遽お姉さん登場!)

お姉さん:
 そうですねー、流石に4つも離れてるとプレッシャーは感じなかったですが、何でもかんでももう一回って勝つまでやらされるっていうのはありました。(笑) レスリングをしていないときは普通の小学生って感じで、宿題したりとかしてましたねー。

須崎:
 当時は本当に何も考えていなかったですね。今日何しようかな〜、今日何食べようかな〜って。

半田:
 いや、それすごく親近感わくと思います。やっぱり昔からすごい人なんだろうなってみんな思ってしまうので。お姉さん急にありがとうございました!



■常に挑戦する気持ちで試合に挑んでいた

須崎:
 結構周りの方からは、何連勝、何連覇という記録を意識してくださる人が多いんですけど、それを意識してしまうと記録が自分にとってのプレッシャーになってしまっていい動きができなくたってしまったんです。じゃあどうしたらいいんだろうって考えたときに「記録に挑戦しよう」という気持ちに切り替えました。常に自分は挑戦者だって気持ちにしたことで、試合でも自分の動きができるようになりました。

半田:
 なるほどなるほど。試合前はどんなことを考えているんでしょうか??

須崎:
 試合前は、きつかった練習のことを思い出して、これだけやってきたのだから大丈夫。あとは試合を楽しもうという感じですかね。それから、試合に勝ったあとどんなガッツポーズしようかなとか、インタビューで何話そうかなとか。

半田:
 それ本当に大事なことなのでしょうね。第一回オンラインレスリングの時、高谷惣亮選手も優勝パフォーマンスのことについてお話しされてて、トップ選手に共通することなんだなって今思いました。

須崎:
 本当ですか!そうですね〜。そんなことを考えていると、ワクワクしてくるんですよね。


■プレーオフの時は、本当に私なんかが出れるのかな?って迷いが生じました

須崎:
 それまで東京オリンピックに絶対出たいという揺るがない気持ちを持っていたのですが、あの時は、本当に実際あと一歩ってなった時に、本当に私なんかが出れるのかな?夢なのかな?って、急に迷いが出てきてしまって。。

半田:
 確かに、テレビで見てましたが表情がいつもと違う感じがしましたね。そのあと、どのように気持ちを立て直したのでしょうか??

須崎:
 そうですねー。中学校の時に私は東京オリンピックに出て金メダルを取るんだって誓って、それから生活の中心がレスリングになって、それなのに夢が絶望的になった時はなかなか立ち直れなかったんですけど、でも、応戦してくれた人たちがかけてくれた言葉であったり、家族の支えであったり、本当に周りの人たちの支えのおかげで、また頑張ろうって思うことができました。自分一人だったらレスリングをやめてたかもしれません。

半田:
 そうだったんですねー。確かに、須崎選手を見ていると本当に周りから応援される選手だなあって思います。

須崎:
 ありがとうございます。



…….
この後も須崎さんからたくさんの金言が飛び出しました。スランプの抜け出し方。試合中の心境や気持ちを切り替える方法などなど。
それから、本編では直接はお話しされていませんでしたが、今回の事前打ち合わせの時に話された、「自分で自分を信じてあげれなかったら、自分がかわいそうだなと思って」という言葉は、今でも私の胸に突き刺さっています。(実際、私はこの言葉のおかげで独立という選択をすることができました!)
人間みんな生まれてきたときは何でもできると思ってて、ハイハイしたり歩いたり、言葉を覚えたり、自転車乗ったり。だけど年を重ねるにつれて自分には難しいって思っていろんなことを諦めてしまいますよね。僕もその一人で、いろんなことを諦めて、今でも辛うじて人間やらせてもらってます。

でも、世の中には小さい時に憧れた姿を21歳になってもずっと追い続けてる人がいるんですよ。僕たちと何が違うって、ほとんど何も違わなくて、たぶん考え方がちよっと違うだけだと思うんですよね。努力ってその後についてくることなんですね。

そんな脳みそのまま大人になった人のお話聞いてみたくないですか?須崎選手の声を聞くと、めちゃくちゃ元気でます。めちゃくちゃ頑張ろうって思えます。

希望にあふれた人生を生きたいあなたへ。ぜひとも届いてほしい!!

バックグランド再生が可能です。ランニング、ドライブ、家事などのお供にどうぞ。

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