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塾に通わなくても成績を伸ばす3つの鉄則

こんにちは。

富裕層向け個別指導塾で、生徒・保護者・講師を繋ぐ「受験プロジェクト・マネージャー」として100組以上の家庭をサポートしてきたマモ〜です。

生徒の学習計画立案から保護者の不安解消、講師との方針調整まで、受験に関わるあらゆる側面をトータルでサポートしてきました。

経済的な理由で塾に通わせられない、そんな悩みを抱える親御さんも多いのではないでしょうか。

実は、塾に通わなくても成績を上げることは可能です。
その秘訣をお伝えします。

結論:3つのポイント

成績を上げるために必要なことは3つあります。

  • 「学習習慣を身につける」

  • 「正しいやり方で勉強を行う」

  • 「自分の課題やわからない部分を言語化する」

この3つさえ満たせば、塾なしでも十分に志望校合格は目指せます。

ポイント1:学習習慣を身につける

学習習慣の重要性は、塾講師として日々実感しています。塾に通っていても、家庭での学習習慣がない生徒の成績は伸び悩みます。

これは私が勤める個別指導塾での経験から断言できます。例えるなら、プロ野球選手を目指す人が、コーチの指導時間以外に練習しないようなものです。

家庭学習の時間について、中学生の場合は1日100分が目安です。これはあるアンケート調査による平均値です。

ただし、全く習慣のない人がいきなり100分取り組むのは現実的ではありません。

まずは1日15分から、あるいは1ページから、時には1問からでも構いません。そこから徐々に時間を増やしていくのがコツです。

実際に、私が指導している中学2年生の男子生徒は、入塾時には全く学習習慣がありませんでした。

しかし、小さな目標から始めるというアドバイスをしたところ、毎日30分勉強する習慣が身につき、親御さんが驚いていました。

ポイント2:正しい勉強法を身につける

勉強法には、避けるべき方法があります。電子機器を近くに置いた勉強は記憶力と集中力の低下を招きます。

友達との勉強も、雑談が多くなり集中できません。また、ただテキストを眺めるだけの勉強では、自分の理解度が把握できません。

効果的な勉強法は、問題をしっかり解き、人に説明できるレベルまで理解することです。ひとりごとでぶつぶつ話したり、読んだ内容を自分の言葉で説明してみたりすることも有効です。

一生懸命問題を解いても身につかない生徒によく見られるのは、「分かったつもり」で終わっている状態です。

本当の理解に至っていないのです。人に説明することで、初めて自分の理解度が明確になります。

ポイント3:課題の言語化

自分の課題、つまり伸びしろを言葉にできることは重要です。

得意科目と苦手科目の差、特定分野での苦手意識、基本問題と応用問題の理解度の違い、試験での時間配分、さらにはプレッシャーやストレスといったメンタル面まで、しっかりと分析する必要があります。

質問する際も、単に「この問題が分からない」では不十分です。「ここからこの展開が分からない」というように、論理のつまずきポイントを明確にすることが大切です。

塾に通っていない場合は、成績優秀者に相談するのも一つの手です。

人は誰かを助けたい生き物です。信頼関係を築き、ピンポイントで質問することで、効果的なアドバイスを得られます。

私の塾の医学部生講師は、自身の大学受験時代によく他の生徒に教えていたそうです。教えることが最高の勉強法であり、自分の理解も深まったと話していました。

おわりに

塾に行かずに志望校合格を果たすのが理想です。そのためには、継続的な学習習慣、効果的な勉強法、的確な自己分析という3つのポイントを意識してください。これらが偏差値以上に大切な要素となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。良い一日をお過ごしください。

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