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子供に「どうしたい?」と聞く罠

今回は、「子供に『どうしたいの?』と聞く罠」についてお話しします。これは、私自身が娘を育てる中で気づいた、自分への戒めでもあります。

この話を特に読んでほしいのは、小中学生、あるいはもっと幼いお子さんを持つ親御さんです。

「どうしたい?」と聞くことのメリットと落とし穴

子供に「どうする?」「どうしたい?」と聞くことは、例えばどこかに出かけようと考えている時や、時間を持て余して何をしようか迷っている時など、日常の中でよくあることですよね。

このように子供の自主性を尊重することは、とても良いことですし、私自身も娘によく「どうする?」とか「どうしたい?」と聞くようにしています。一方的に指示や命令をするよりは、はるかに良いと思います。

しかし、ここに一つ落とし穴があります。それは、子供の世界観が広がらないということです。

子供は知っていることしか選べない

常に「どうしたい?」と聞かれると、子供は(大人も同じですが)、これまでの経験や知識の中からしか選ぶことができません。

つまり、知らないことは選択肢に入らないんです。その結果、いつも同じ選択肢の中で決めることになり、新しい体験が自然と減ってしまう。

例えば、我が家では、娘に「今日はどこに行きたい?」と聞くと、決まって「ショッピングモール」か「いつもの公園」という答えが返ってきます。

それはそれで楽しいですが、気づけば毎回同じ場所に行ってしまう。そして、それ以外の選択肢を考えることすらなくなってしまう。

親が新しい選択肢を提示することが大切

親の方が多くの知識や経験を持っています。

だからこそ、子供の世界観を広げるためには、親が主体的に動いて、新しい世界を見せたり、聞かせたり、感じさせたりすることが重要だと感じました。

もし「なるほど」と思った方は、ぜひいいねやコメントをしてくれると嬉しいです!

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