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プロ講師と学生講師、それぞれの特徴と選び方

こんにちは。

富裕層向け個別指導塾で、生徒・保護者・講師を繋ぐ「受験プロジェクト・マネージャー」として100組以上の家庭をサポートしてきたマモ〜です。 

生徒の学習計画立案から保護者の不安解消、講師との方針調整まで、受験に関わるあらゆる側面をトータルでサポートしてきました。

今回は、プロ講師(社会人)と学生講師、それぞれの特徴をお伝えし、お子様に合った講師選びのポイントをご紹介します。

多くの保護者様から「料金は高いけどプロ講師の方が安心?」「学生講師で大丈夫かしら?」といったご相談をいただきますが、実は一概にどちらが良いとは言えません。

それぞれの特徴を知った上で、お子様に合った選択をすることが大切なのです。 私自身、プロ講師と学生講師の方々と数多く仕事をしてきた経験から、それぞれの特徴についてお話ししていきます。

プロ講師の特徴

プロ講師の最大の強みは、豊富な指導実績と経験値の高さです。

長年の指導経験により、難易度を問わずあらゆる問題に対して、生徒それぞれのレベルに合わせた分かりやすい説明ができます。

特筆すべきは、生徒が突然持ち込む未知の問題への対応力です。

過去の類似問題への対応経験から、瞬時に的確な解説ができることは、プロ講師ならではの強みといえるでしょう。

また、多様な生徒への指導経験から、個々の性格や学習スタイルに応じた柔軟な指導が可能です。

「この生徒にはこんな接し方が効果的」という判断力も備わっています。

ただし、中には自身の指導スタイルを固持する講師もいるため、この点は選定時の重要なチェックポイントとなります。 

さらに、合格可能性の見立ても鋭いのが特徴です。

生徒の現状から志望校合格までの道のりを具体的に描け、「合格確率を上げるために必要な課題は〇〇で、その解決のためにはこういう取り組みが必要」という具体的なプランニングができます。  

一方で、デメリットもあります。まず指導料金が比較的高額になることです。

また、最新の入試事情や学校生活の実態把握という点では、実体験から遠ざかっているため、やや弱みとなります。

ただし、過去問研究などを通じて、的確な入試対策を立てることは十分可能です。

学生講師の特徴

学生講師の最大の魅力は、プロ講師と比べて指導料金が安価な点です。

確かに指導経験は限られますが、中には驚くほど指導力の高い講師も存在します。

例えば、私が関わった教室の医学部生講師陣は、皆さん教え方が上手く、生徒からの評価も非常に高かったです。 

また、年齢が近いことによる親近感も大きな強みです。生徒は学習面での悩みだけでなく、進路や学校生活についても相談しやすい環境が自然と生まれます。

さらに、講師の大学生活という具体的なロールモデルを目の当たりにすることで、生徒の学習モチベーションが高まるケースも多く見られます。 

直近の受験体験に基づく実践的な学習方法のアドバイスも、学生講師ならではの価値といえるでしょう。 

デメリットとしては、自身の学業との両立の必要から、指導可能な曜日・時間が限られることが挙げられます。

また、学年が上がるにつれて受験時の記憶が薄れていく点も考慮が必要です。

まとめ

結論として、以下のポイントを重視して選択されることをお勧めします。 

  • 確実な指導力と安心感を重視し、コストを度外視できる場合 → プロ講師 

  • 身近なロールモデルとの出会いによる学習意欲の向上を期待する場合 → 学生講師  

最後に補足ですが、これらは一般的な特徴であり、個々の講師によって大きく異なる部分もあります。

お子様の性格や学習スタイル、目標に照らし合わせて、最適な選択をされることをお勧めします。


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