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生活コストを上げない大切さ
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回のテーマは「生活コストを上げない大切さ」についてです。
これについては最近、何度も話していますが、特に影響を受けたのが、ノンフィクションライター中村淳彦さんが原作の漫画「東京貧困女子」を読んだことです。
この漫画は、風俗嬢やシングルマザーなど、経済的に困窮している人々の重い話題を扱っています。
中でも、30歳で風俗嬢として働く女性の話が印象的でした。彼女はコロナ前は高収入でありながら、ブランド品に多額を消費しており、いざという時に備えて貯金をしていなかったため、コロナによる収入減少で経済的に困窮し始め、最終的には身も心も疲弊してしまいます。
この話から得た教訓は、無目的な消費を避け、必要な貯金をすることの重要性です。突然の事態に備えて、生活コストを抑え、資金を貯蓄や投資に回すことが重要だと改めて感じました。
特に、家族を持つ人にとっては、家族の将来も考えなければならないため、なおさらです。
世の中には消費を促す魅力的な広告が溢れていますが、そうした商品を購入した時の満足感は一時的なものです。
例えば、家電製品を購入した場合、最初は満足感がありますが、時間が経つとその新鮮さは失われ、さらに良いものを求めるスパイラルに陥りがちです。
その結果、生活コストが上がる一方で、貯蓄に回す金額が減ってしまうのです。収入が非常に高い場合は別ですが、多くの人には当てはまらないでしょう。
このように、「東京貧困女子」を読んで、より一層、生活コストを抑えることの大切さを強く感じました。
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タイトル:「不幸せにならない子育て大全」