『夢がないのは当たり前!? 中高校生が将来の方向性を探る2つの方法
こんにちは。
富裕層向け学習塾で勤務しているマモ~です。
これまで100人以上の生徒さんと向き合ってきましたが、よく耳にする悩みがあります。
「将来の夢がないんです...」
「やりたいことが見つからなくて...」
正直、この悩みを聞くたびに「そりゃそうだよな、当たり前じゃん」と思ってしまいます。なぜでしょうか?
やりたいことが見つからないのは当然のこと
私の塾に通う生徒さんの多くは、こんな生活を送っています:
勉強にめっちゃ時間を使う
ちょっとだけ部活をする
少し友達と遊ぶ
電子機器で娯楽を楽しむ
この生活リズムで、将来の夢につながるようなやりたいことが見つかるわけがありません。だから、「夢がない」「やりたいことがない」というのは、むしろ正常な状態なんです。
でも、それでも方向性を探りたい人へ
ただ、それでも何か将来の方向性を見つけたいという人もいるでしょう。そんな生徒さんに、私は2つのアドバイスをしています。これは自分の経験にも基づいているんですよ。
1. 興味関心の輪を広げる
勉強や部活以外にも、小さな興味ってあるはずです。例えば:
恐竜
薬
運動
音楽
こういった興味を広げるために:
恐竜が面白い → 博物館に行ってみる
宇宙船に興味がある → 科学館に行ってみる
時間がなくても30分〜1時間でいいんです。これまで触れてこなかったものに触れてみることをおすすめしています。
2. 感情が動く瞬間を振り返る
これは良い自己分析の方法だと思います。人によって感情の動き方は全然違うんですよね。
私の場合:
生徒の成長を感じた時に嬉しくなる
特定の人へのメールを書いている時に没頭する
こんな風に、自分の感情が動く瞬間を探してみてください:
どんな時に嬉しい?
どんな時に悲しい?
どんな時にイラつく?
どんな時に満足感や充足感を得る?
これらの共通項を見出すと、大まかな方向性が見えてくるかもしれません。
最後に:焦らないで
繰り返しますが、今やりたいことがないのは全然問題ありません。むしろ、それは当たり前のことなんです。
ただ、それでも何か行動を起こしたい人は、上記の2つの方法を試してみてください。大学で学びたいことを決める時にも使えるかもしれません。
実は、これは高校生だけでなく大人にも使える方法なんです。親御さんが試してみても面白いかもしれません。
私自身も、この方法で興味関心を広げたり、やりたいことの方向性を見つけたりしています。自分の感情と向き合うことで「こういう時に感情が動くんだな、だったらこんな仕事が楽しいかも」という仮説を立てたりしているんです。
焦らず、でも少しずつ行動してみる。それが将来の方向性を見つける一番の近道かもしれません。
参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。良い一日をお過ごしください。