美容師と野球選手と、心技体。

ちょっとばかしフォロワー様増えたから、こんなアンケートしてみました。

「心・技・体」

本当は6パターンくらい優先順位づけつくれるはずだからぶっちゃけ行き届いていないんだけど、140名くらいの方が回答くださったみたいでうれしかったです。

どうもありがとうございました。


◇ 日本でただ1人3度の3冠王そして監督在任8年で4回の優勝に導いた野球選手の価値観


男性陣はご存知の方も多いかもしれませんね。


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人となりはこちらから。(とりあえずすごい人です)▷https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E5%90%88%E5%8D%9A%E6%BA%80


以前同著を拝読したことがあり。

その中で指導者として選手に求めるものについて、この「心・技・体」に触れていた一節があったんですよね。

人間の成長のための要素として「心・技・体」がありますが、重要な順にならべると「体・技・心」ではないでしょうか。


技術は体という土台の上で発揮され、体力・技術ともにある人間は精神的なスランプに陥ることも少ないのでは、という考え方。


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プロ野球選手として1年でも長く現役で生きていく体をつくらせることより先に、コーチが技術論を振りかざすばかりに芽を出せないまま挫折していった選手たちを悔しい気持ちで見送りつつ。


一般に心を整えた上で・・・と解釈されやすいこの説に、同氏らしい独自の視点で主張をされていました。


◇私の順位づけ


私たち美容師もまた

お客様を美しくしてさしあげたいという「心」

またそれを実現できる「技(術)」

その技を提供するための「体(体力)」


この3つを成長の要素として持つわけですが、先ほどの落合氏の主張に触れて以来、実は私自身もまた


体▷技▷心 


この順番を大切に考えるようになりました(アンケートでは一番少数派でしたねw。


◇ 美容師にとっての「体」


もちろん「身体」という意味合いでも捉えられるし、「健康」と捉えてもいいでしょう。

お客様に美容を提供する上でまず、自身の身体を知り健康を管理するということはとても大切だと思います。

もちろん私たち美容師の職業病?手荒れや、腰痛など体質的な要素・持病などで悩まされてしまうケースも多くありますが、定期的な治療を受けたり、自身の施術姿勢などを見直したりする習慣づけで緩和できるところもあるかもしれません。


受け売り文句ではありますが、

健康だからといって全てを手に入れることができるわけではない。
しかし健康を失ってしまうと、ゆくゆく全てを失ってしまうことになる。


まずは、自分の体を知ること、関心を持つことはプロとしての第一歩ではないでしょうか。


◇ 美容師にとっての「技」と「心」


「技(技術)」と「心(精神的な要素)」

セットにさせてもらっているのは、ここの部分だけちょっとプロ野球選手と違うところ。そう私が感じているからです。


プロ野球選手が、

体▷ 技 ▷心 ならば


美容師は、

体▷技 ⇄ 心 


私は美容師の技術と精神的な要素はお互いに行き来がある、影響を及ぼしあうものだと持っています。


技術がないのに心(気持ち)だけでお客様を美しくしようとするとどこかに虚勢が出たり、いざという場面で技術の無さが心の不安を呼び、それがお客様に伝わってしまうこともある。


成宮くんも言っているw(ダイヤのAより引用)。

この意味で、心よりまずは技術。


でも確かに、心があれば技術が磨かれるとは限らないんだけれど。

技術に乗せた心が技術を磨くことがあって。

精神面での成長が技術を高めてくれることがある。

これもまた美容師の真理。


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昔は気に留めなかったことを、お客様と関わりあうキャリアの中で気に留める価値観を身につけたことで、それが技術にフィードバックされていく。


そういう実感を得たことのある美容師は少なくないのではないでしょうか。


◇ それぞれに当てると、うまくいく


先にまとめたマガジン。

特に年始ということもあり、自身の目標設計のみならず一緒に働いてくれているスタッフの目標を管理する立場の読者もあるかもしれません。

今一度、

「体・技・心」


それぞれに寄せて目標設計してみるというのもなかなか乙なものではないかと思います(*くれぐれも行動と目的意識を大切に)。


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2回目w。これ、今年の私の目標〜「体」編です。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


ではまた!

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伊藤 護@創業10年越え美容室オーナーの経営奮闘記
小規模美容室のためのマネジメント改善術/自分の✂︎を30%セーブさせながらお店に持続可能な利益を残していく経営スタイルをつくりあげていきたい経営者に向けた情報発信をしています。