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ケアラーの経験を活かせる仕事ってなんだ?


言語聴覚士×ケアラー、mamoです。

このnoteでは、ケアラーでも人生を明るく生きる事ができる!をモットー。
ケアする側やセラピストに必要なメンタルケアやコーチングの方法や工夫を自身の経験をもとに、高次脳機能や臨床心理学の知識をまぜながらお届けしています。


ケアラーの仕事事情


前回に引き続き、
ケアラーの仕事、働き方について。
私のドタバタ経験日記含みます。

それくらい、
ケアラーにとって仕事との両立って
精神的にプレッシャーを感じるんですよね。
いや、皆さんはもしかしたらできるかも知れませんが。私は当時はぐるぐる悩み、時間だけが過ぎていました。


社会参加への第一歩。
今の職場、働き方にたどり着くまで

ケアラーしながら仕事しよう!となった時、
どんな仕事にしようかな、と思っていました。

医療職ならまた医療職で良いじゃない!
と思うでしょう、私もそう思いました。
ただその時、某パンデミック真っ只中。
在宅介護と自律神経ケアをしている私には、
なかなかリスク高いなぁ。
対人だしな、、と躊躇しまくり。
働いて社会参加しようとしているのに!
働くのを世界が阻んでいると被害妄想が爆発笑

なら、
社会参加の第一歩としてのバイトなら
違う職はどうかと某職探しサイトでリサーチ。
在宅ワークとか、日払いバイトと沢山あり、
できそう!とモチベーション上がりました。

全然違う仕事をしてみたけど、、

某感染症予防として、日払いのバイトに目をつけた私は、リサーチして良さそうなバイト先の面接へ。

面接はサクサク終わりました。
事務的な話を聞き、(某登録系)
〇〇するだけ!作業仕事をやろうとすると、

その仕事内容はもう埋まっています。
明日の仕事はキャンセルになりました。
だの出てくる事、多数笑
ちゃんと仕事できたのは、月に2回ぐらい。
対応にも不信感がつのり、まぁ、辞めました。

自分を活かした仕事をしよう

バイトを辞めた事で凹んだ私はますます、
ケアラーやら、子育てしながら働くって、
皆んなどうやってるの⁈無理じゃね?
とイライラ。
ついつい家族にトゲトゲしてしまう日が続きました。そんな自分に気付き、本格的に内観。
つまり、
今この環境で、
持ってるスペックを使って出来る仕事はないか、と
冷静に考え直したのです。
いつの間にか、
働ければ何でも良いやーと、なぁなぁになり
自分らしく働く事、自分を活かした仕事をするという視点が欠けていたのです。

ケアラーの経験を活かせる仕事は沢山ある?

ここからが本題!
さて、働く事に対して、しっかり内観した私。
今この環境で、持ってるスペックを使って出来る仕事はないかと考えると、
ふと、
マイナスだと思っていた、ケアラーの経験はもしかしてスペックになる?と思いつきました。

ケアラーだからご家族の葛藤が良く分かるし、、、と思考を詰め、現在の訪問リハビリ職にたどり着きました。
ケアラーとしての経験って仕事する上でかなり活かせるのです。

例えば医療職の私。
ご家族の方の気持ちにも寄り添ったケアができる。なぜなら私も経験した葛藤だったりするから。信頼関係が築いていける。

他にも介護士の方。
この仕事も、ケアラーである経験をおおいに活かせますよね。どうコミュニケーションとったら良いかとか、対応の仕方が他の人よりもできそう。

また、例えばセラピーとか整体師として生業をしている方とか、心理士の方とか。

それ以外にも、ケアラーをしているからこそ、
こういうサービス、商品があればいいな、と膨らませると、民間企業、インフラ、公務員の福祉課とか、相談員にも活かせられそうですよね。

例を挙げるときりがないですが
対人サービス関係では必ず活かせる経験です。
仕事上、上手く円滑に対応するスキルって、
実はどこでも活かすことができますから。
そう考えるとケアラーとしての経験って、他の人は持ち得ない、知識なのです。

ケアラーの自分も受け入れると道が開ける

以上、ケアラーの経験って実はいろいろな場面で有効だという事をお話ししました。
働きたいな、
働きたいけど今までのようには働けないし…と
感じている方、ケアラーとしての自分を受け入れると少し道が開けるかも知れません。
どなたかの参考になれば嬉しいです。






















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