Nyanzo.

保護猫の預かりボランティアの一人言です。 猫の写真は個人特定にも繋がるので、載せていません。 ただただ日々思うことを書き綴るような形式で アップしていきます。

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保護猫の預かりボランティアの一人言です。 猫の写真は個人特定にも繋がるので、載せていません。 ただただ日々思うことを書き綴るような形式で アップしていきます。

最近の記事

猫の引っ掻き傷には。

猫を飼っている人なら、一度は悩んだことのあるだろう、 猫の引っ掻き傷。 冬の乾燥肌も手伝って、猫の引っ掻き傷が これでもかって言うくらい増える増える。 なんとかならないもんかと、色々試した結果、 保湿効果のあるハンドクリームに、 キップパイロールを混ぜて傷口一体に塗りこむ。 翌日には傷口が塞がっているではないか! これはびっくり。 寝るときに手袋して寝たらさらに保湿効果もあり、 もう手放せなくなった。 ハンドクリームだとちょっと伸びが悪いので、 液状のミルクローションと

    • 猫の環境変化によるストレス

      つい先日、生後半年の子猫をトライアルということで、里親に出した。 里親さん宅に行く前までは、元気いっぱいで餌もガツガツ食べ、全く排泄にも問題なかった。 私が預かりを依頼された初日も、その子は全く問題なく、体調を崩すようなこともなかった。 性格は天真爛漫な子で、きっと里親さん宅でもうまくやっていくだろうと思っていた。 だがしかし、里親に出した途端、餌を吐き戻し、軟便を繰り返すのだという。にわかに信じられなかった。 獣医さんによると、急激な環境の変化によるストレスで、食べ物を受

      • ペットロスの乗り越え方

        だいぶ前の話、私は15年間生活をともにした愛猫を亡くした。腎不全だった。 いよいよ愛猫が虹の橋を渡ると言った時、色んなことを後悔した。餌を違うのにしておけば、よかったのかとか、 この子は本当に私といて幸せだったのかとか、ああしていれば、こうしていれば、寿命をもっと長かったんじゃないかって、そんなことばっかりを考えていた。 あの子が天国に行ってから、心の中がすっからかんになって、泣きっぱなしだった。 立ち直るような自信なんてなかったし、 この子以外に、他の猫を大切にできる気なん

        • 猫は見ている。

          今まで、預かってきた猫も、自分で飼っていた猫も 必ずと言って人間のある行動を見ている。 それは、人間が猫のトイレを掃除しているところ。 誰が自分のトイレを掃除しているのか、よく目を凝らして見ているのに気づいた。 中には、遠くで遊んでたと思ったら、人間がトイレ掃除をしているところまで飛んできて、邪魔しようとする子までいる。 特に預かって、初日や数日はすごい見られている気がする。トイレ掃除を日々重ねていると、初めはシャーシャー言っていた警戒心の強い子も、結構心を開いてくれた

          獣医さんとの関係について

          預かりボランティアをしていると、何かしら預かっている猫に体調不良が見られることがある。 軟便だったり、猫風邪だったり、症状は様々。 野良ちゃんだった子、多頭飼育崩壊の子、色んな環境から、いきなり環境が変わって不調になる子も少なくない。 依頼主のボランティアさんが私に預ける前に、獣医さんに診せてから虫下しや、目薬、抗生物質などをもらって猫を預けにくることが殆どた。 しかし、検便やワクチン接種は預かって少し経ってから私が地元の獣医さんにお願いしに行くことがある。 獣医さんも、

          獣医さんとの関係について

          預かりボランティア、やっててよかったと思う瞬間。

          里親が決まり、引き渡した後、なんとも言えない寂しさと、悲しさが込み上げてくるのだけど、 その後には、その悲しみ以上にとてつもなく嬉しいと感じる瞬間がある。 それは、里親さんからの幸せ報告だ。 里親さんの膝の上で寝るようになったとか、ストーカーみたいになったとか、里親さんによってさまざまな近況報告をしてくれる。 命を繋いだだけでなく、人の心も癒すことができたのだと、なんとも言えない達成感を感じる。 また、幸せのお手伝い、頑張ろうと思う瞬間なのである。 私の場合、そうやって

          預かりボランティア、やっててよかったと思う瞬間。

          ボランティア団体

          私は個人でどこのボランティア団体にも属さず、人づてで猫を預かっている。 世の中には沢山の動物保護ボランティアが存在しているが、今後も私はどこのボランティア団体に属するつもりはない。 団体には規約や守るべきルールが設けていると思われるが、私はそのルールや規約に従う気がないというわけではない。 私とお付き合いのある預けの依頼主の方は、少なからず何かしらのボランティア団体に属しており、昼夜問わず勢力的に保護猫活動をされている。 自分もおなじように活動できるかと言われたら、まず

          ボランティア団体

          預かりボランティアの壁

          猫の預かりボランティアをしていて、一番初めに乗り越えなければいけない壁、それは最初に迎え入れた保護猫を、里親に出す瞬間だと思う。 最初に迎え入れた保護猫というものは、やはり思い入れが強く、預かりボランティアを始めて緊張の中、手探りで面倒を見ていただけあって、里親に出す時の切なさと言ったら言葉にはいい表せない。 里親が決まった瞬間、里親に出す日が決まった瞬間、心がギュッと締め付けられる。たっぷり愛情を注いだからなのか、涙が止まらなくなる。 里親に出すたびにこんな苦しい思い

          預かりボランティアの壁

          預かりボランティアを始めたきっかけ。

          私が猫の預かりボランティアを始めたきっかけ、それはコロナで在宅時間が多くて、一人暮らしで独身40代女、なんかずっと家にいても物悲しくて、社会とつながっていたいという気持ちがあった。 偶然職場で保護猫TNR活動をしている人がいて、前から行き場のない猫がいたら、一時的に預かれるよって、声をかけていた。 その人の繋がりで、どうしても子猫を2匹預かってもらえないかという話がきて、それ以来、預かれる期間を決めてコンスタントに保護猫を預かっている。 いつまで在宅ワークが続くのかわか

          預かりボランティアを始めたきっかけ。