Jママ

介護福祉士(35)/特養管理職/家族は夫(40)・息子Jくん(6)・Rくん(1) J…

Jママ

介護福祉士(35)/特養管理職/家族は夫(40)・息子Jくん(6)・Rくん(1) Jくんがマイペースで言葉が遅いため3歳児健診で相談、リハセンターでの診察を受け自閉スペクトラム傾向と診断された。 2024.3保育園卒園→2024.4知的支援級。

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  • マイペース男子Jくん

  • 特養。介護士。ユニットケア。

最近の記事

行けるか?支援級②〜特総センター〜

予想外に早かった 申し込み→面談日 A校の支援級希望を決めたその日、特総センター(特別支援教育総合センター)への相談申込書を投函した。この時5月の第4週。 申込書には相談日の都合の悪い日のみを書く欄があり、特総センターのパンフレットには「相談日の1ヶ月前までに日程のお知らせを郵送」と書かれていたため、数週間は連絡待ちだなと思っていた。ところが意外にも投函から4日後、特総センターから電話がかかってきた。候補日を提示され、その日でお願いしますという形で投函から3週間ちょっと

    • 行けるか?支援級①〜見学と校長面談〜

      Rくん妊娠〜出産〜入園と怒涛の一年が過ぎた。 3歳でASD傾向の診断を受けたJくんも今年で卒園。 noteを更新できない間に書いていたものをようやく出せる余裕が出てきた。来年度年長になるお子さんの役に立てばいいなと思う。 就学に向け、児発の先生や昨年度卒業の児発仲間ママから「とにかく早く動いた方いい」と聞いていたため年長スタートと同時(ちょっとフライング気味)にコツコツと就活(就学前活動 笑)してきた。 そもそもJくんにはどこが合っているのか? 大前提として、Jくんは大

      • お友達やだ。1人で遊びたい。

        突然保育園に行き渋り始めて2週間。プールも楽しそうに参加していたが同じタイミングでプールも入りたく無いと言うようになった。 ゆっくり何が嫌なのか聞くと「お友達が嫌」。私は内心、あぁ、ついに来たか…とも思ったが『お友達と一緒が嫌なら1人で遊んでいいんだよ、先生に1人で遊びたいって言ってごらん』と返していた。 朝だけでなく、帰ってきてからも夕飯を食べている時も寝る準備をしている時も、「明日(の予定は)なに?」と私に確認しては「保育園、嫌!」「ママとお留守がいいの!」と言うばかり。

        • 続 ここに、赤ちゃん居るの?

          このままではまずい。でも、突然私がぶちギレ倒しても夫は理解できないだろうし、嫌な思いしかしないだろう。 私も夫も、お互いが憎いわけでも意地悪してやろうと思っているわけでもない。要するにコミュニケーション不足だった。いいタイミングは無いか…とじっと堪えていたある日、Jくんが寝起きで大癇癪を起こした。 その日、私は早朝にリビングへ移動しており、寝室にはJくんと夫が寝ていた。何か、2人の話し声がして「起きたんだな」と思っていたら突然癇癪+号泣でリビングへやってきたJくん。この数ヶ

        行けるか?支援級②〜特総センター〜

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          ここに、赤ちゃん居るの?

          しばらく空いてしまったが、この数ヶ月の間に私が第二子を妊娠した。つわりと仕事とJ君の通常営業でまあまあハードだった。 出来るなら子供は2人欲しいというのは夫との共通認識だったが、2〜3歳のJ君をみながらもう1人…とは到底考えられなかった。4歳年中さんになったJ君の様子が落ち着いてきた今なら迎えられそうだと覚悟が決まったところで計画的に妊娠。ありがたいことに今のところ順調に22週に入っている。 夫が第二子を作らないのかと問いかけてきた時、今のままの家事育児負担では私は産み育て

          ここに、赤ちゃん居るの?

          ただ抱きしめて好き好き言った結果、リターンが大きすぎた件

          3歳で自閉スペクトラムの特性ありと診断を受けた我が家の長男Jくん。この記事を書いている今はもうすぐ4歳5ヶ月となり今月から年中組がスタートしている。 落ち着いたり、荒れたりの繰り返し… 年明けから体調を崩したり治ったりしながらようやく落ち着きを取り戻したなと思っていた1ヶ月ほど前、園でも園併設の児童発達支援でも癇癪や泣いたりが多い様子がしばらく続き始めた。今までも時折そういうことがあり、大抵そういう時は私が1週間ぶっ通しで出勤し、お迎えも間に合わず実家にお願い、2日に一回は

          ただ抱きしめて好き好き言った結果、リターンが大きすぎた件

          ちゅっちゅしたい…

          数日前、私が高熱を出しPCR検査を受けに行かなければならず実家にJくんを預けに行く時のこと。 本来コロナ疑いがあるので実家に預けるのも良くないのだがクリニックで感染する可能性もあるし、どのくらい待つかも分からずどのような構造かもわからないところに待つのが苦手なJ君を連れて行く方がリスクが高いと判断。両親にもマスク着用してもらい一緒に食事をしないように、使った食器を洗ったらすぐ手を洗うようになど思いつく限りのことをお願いして預けることとした。 実家へ出発する時、分からないか

          ちゅっちゅしたい…

          「4歳です!」

          あっという間の一年 3歳検診で発達相談してからリハセンター受診、自閉症スペクトラムの診断を受けたJくん。この一年、あっという間だったなと思う反面、あれはまだ去年のことかとも思う。幼稚園の面接でお断りされて泣きながら家に帰ったあの時の自分に言いたい。お断りされて本当に良かったよ。今では今の保育園以外に通うなんて考えられないくらい、私にもJ君にも合ってる園に通えることになったんだから。あの時、うっかりギリギリ幼稚園に入れちゃったら一斉保育の幼稚園に馴染めずに毎日辛い思いをさせて

          「4歳です!」

          こだわりルーティーンとの付き合い方

          自閉症スペクトラムの特性があるJ君との日々で私が最も躓き、かつ都合よく利用(笑)するのが彼のこだわりルーティーン。J君は数回同じ状況で同じ行動を経験するとそれを毎回しないと気が済まなくなってしまうので、ある日突然新たなルーティーンが増えて「なんでこのタイミングでそのぐずり方…」とゲッソリすることは多い。あと10分以内に家を出発しないといけないのに家中の電気のスイッチを自分で消さないといけないモードに突入するとか、自分が思い浮かべているパンツを履かないとダメだとか、玄関の鍵を挿

          こだわりルーティーンとの付き合い方

          色んな人がいるんだよ。これから先も必ず。

          特養の介護主任という立場だと、自分のところにはさまざまな話が舞い込んでくる。入居者の対応に困っている、苦情、職員同士のトラブル、他部署からユニットの業務について指摘、コロナの対策、急病による欠員、採用や人事、マニュアル作成や修正…。余裕のある日は自分のデスクにどっかり座ってあーでもないこーでもないと考えを巡らせるが、月20日のうち15日くらいは施設の端から端まで駆けずり回って現場のフォローで半日終わる。私がちょっと(いや、だいぶ?笑)要領悪いのもあるのだと思うが、それにしたっ

          色んな人がいるんだよ。これから先も必ず。

          ぬるっとした診断(自閉症スペクトラム)

          随分と間があいてしまったが、先日発達精神科の2回目の診察で「自閉症スペクトラムの特性がある子です」という話を医師からされた。1回目の診察の後に受けた発達検査ではIQ71の結果が出ていたため、もしかしたら知的障害の話をされるかなと思って臨んだが、やはりドクターも心理士もプロ(当たり前か笑)。本人がわざと間違えて回答していることや、気分や興味のムラで普段できることがテストの時にはしないということがあるので成長を追って見ていきましょうとしか言われなかった。すでに通っている保育園併設

          ぬるっとした診断(自閉症スペクトラム)

          診察と発達検査受けてきた!

          Jくん、先日ようやく半年待ちの発達精神科診察を受けてきた。問診票と私の話から普段の様子を伝え、診察室で医師からされた質問の返答の様子や医師とは別のスタッフさんと遊ぶ様子を見てもらった。結論としては知的障害の伴わない自閉症スペクトラムの可能性が高いため、詳しい発達検査をして診断しますということだった。 初診 医師の話では、診察室に入ってきた時の様子がまず「何かおもしろいものあるかな?」という感じで人には見向きもせずキョロキョロと部屋の中を見回し、椅子に座るよう促されて座った

          診察と発達検査受けてきた!

          そっか。じゃあ、待ってるね。〜拒否されたら待つに限る〜

          前回、J君が成長したなあという話を書いたが、最近また様子が変わってきた。どこどこに行きたい、なになにをやりたい、お家に帰りたくない…など。 あれ?それ、去年(2歳)散々やったくだりですけど?という様子が増えてきたのだ。保育園でも頑張って、ママのいない休日もパパで我慢(笑)して、4月からずーっと頑張っているのでそういうものの反動なのかなと思いつつ、何もかも拒否されるとやはりイライラしてくる。そして私は身につけた。 必殺!「そっか、じゃあママ待ってるね」 そう、何もかも放棄

          そっか。じゃあ、待ってるね。〜拒否されたら待つに限る〜

          だめよと言ってしまう

          4月1日から保育園に通い始めたマイペース男子Jくんの成長が目覚ましい。 今までならチガウ!ダメ!と自分の思い通りにならないと結構癇癪を起こしていたが、この数週間で嫌なことであってもその先の予定や理由を説明されればグッと堪えて行動できるようになってきた。なにより私の中に嬉しさ、寂しさ、感動と泣きそうになる気持ちが混ざり合うのは、保育園が休みで私は仕事で夫が休みの日。ママはお仕事行くからね、パパと待っててねと何度か声をかけてから家を出るのだが、今までは泣きじゃくって自分もついて

          だめよと言ってしまう

          私という介護士

          私の職業は介護福祉士という資格を持って介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)で働いているいわゆる介護士だ。高校卒業後、介護福祉学科のある専門学校を卒業し現在働いている法人に就職し12年目になる。介護業界というのはご存知の通り兎にも角にも離職率が高い業界なので、同一法人同一施設で10年以上勤続しているのは結構珍しい方ではないかと思う。10年も務めていると必然的に役職もついてくるわけで、ユニットリーダー、フロア主任、を経て現在の介護主任という役についた。出産前までは業界で言う『フ

          私という介護士

          マイペース男子(3歳)

          我が家の長男、Jくんについて… 2017年生まれの3歳4ヶ月。この4月から生まれて初めて保育園へ通い始めた。当初は自宅と私の実家、どちらからも徒歩圏内の幼稚園へ入れようと考えていた。私達が住んでいる地域はいわゆる保育園激戦区。加えて少々特殊な仕事をしているため突然定刻で帰れなくなることが結構な頻度であり得るため、幼稚園なり保育園なりに通うとしても実家の助けが必要なためだった。第一子で兄弟もおらず、近隣に同年代の友達もおらず、親戚の子供たちと会うことは月に1回あるかないかとい

          マイペース男子(3歳)