東洋医学的2022年の「運気」予測! 気象と邪気を予測して養生しよう! (中医学をちょっと知ってる方向け)
お久しぶりです。仲尾まみよ@養生菩薩です。今年ももうすぐ終わりですね
私の中では実はすでに新年を迎えている気分でして、来年のことを語るのは私の別人格が行っているような感じです(すみません、わけわからないこと言ってますのでスルーで)
今回の記事は
「東洋医学的2022年の運気予測」についてです
これは運勢の予測ではなく、お天気とそれによって起こりやすい邪気(病気)の予測です
これは2000年以上前の黄帝内経素問という東洋医学界隈では超有名な本に書かれていたものです。
要するに気象の占いのようなもので、おそらく古人たちもデータを集めていって予測するにいたったのだろうと思われます
まあ、これをちょっと利用させていただいて、来年の(正確には大寒頃から)予測をしようというわけです。お付き合いくださいね
2022年の全体運は「木運太過」
つい先日これをツイートしたところ、気になったかたもおられるのではないかと思います。木ってことは、肝? 太過って何?
2022年の全体的な運気というのが木運太過になります
・気候が及ぼす体への影響について
木は臓腑でいうと肝となり、太過とはそれらが強くなり影響を及ぼすという意味。木は自然現象では風&春。植物は風の上昇の気を多く受けてぐんぐん伸びますが風が過ぎて嵐となり破壊も起きやすい。人体においては風は上部を犯すので頭や顔に病が起きやすくめまいや頭痛などに注意。そして、木は土(胃腸)を剋し(働きを乱す、押さえつける)下痢や嘔吐しやすい。また、木が正常な働きを失うと、金の勢いが増してきて植物を枯らしたり冷涼な気候となり肝臓に障害が起きやすい。酸味や甘味、辛味の食材で時勢に応じて体を整えること。
↓下記引用させていただきました。酸味は肝、甘味は脾、辛味は肺でしたよね。
・気候が及ぼす精神的な影響について
肝は怒りの感情を主るといわれているので、一言で言うと
「怒りっぽくなりやすい」ということが想像できます。
ストレスをため込み上手に発散できないと来年は今まで以上にしんどくなる可能性も、、、💦
う~これを書いている私も大丈夫かしらとちょっと不安になったりして💦
でも今、もしかしたらそうなるかも?ということが分かったので
ここからは養生を生かしていきましょう。もう今から肝を養っておいた方がいいかもしれませんね。大寒まで1か月ぐらいしかないわけですしね
季節ごとの運気は1年を6つに分けて気象と邪気を知る
これはまた次回に詳しく書いてみますね
今回参考にしている本は
・現代語訳黄帝内経素問下巻(東洋学術出版社)
・内経気象学入門/橋本浩一(緑書房)
です。完全に独学で本を読んでいる&ネット検索だけなので、間違いがあれば詳しい方やさしく教えていただければ幸いです<(_ _)>
・関連記事がありますのでよかったらこちらも見てってください
「おてて予報」もこの運気論をちょこっと私なりに使っていますhttps://note.com/mammy_youjyou/n/ndc40d702c296