私は、萬画家である。
漫画を『萬画』にする。
石ノ森章太郎が、提唱した概念である。
彼は文学者になりたかったが、漫画家になった。
石ノ森の『Jun』を手塚治虫は、否定した。
そのあと漫画の神様は、彼の前で土下座した。
結局、芸術を理解できなかったから、嫉妬したのだろう。
悲しいかな、このあと、石ノ森は、芸術漫画を描くことはなかった‥‥。
石ノ森の感性は、芸術である。
芸術家の導き出した答えは、漫画という概念を超えるということ。
五百年経っても、真なら、それは文学でいうところの古典である。
だから、私は漫画を『萬画』にする、最初の人になる。
『萬画家』である、とはそういうことである。
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