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言葉が通じなくても(ナバホ族との交流)


アンテロープキャニオン。
ナバホ族の居住区域の中にあり、自転車旅の途中に一人で立ち寄った。
この洞窟のような素敵な場所は、鉄砲水によってでできたそう。
グランドキャニオンもそうだったけど
水と岩との織りなす景色は本当に美しい😌

アンテロープキャニオンを訪れた翌日
今度は一人で人工の湖、パウエル湖を訪れた。
この2日間は、観光の日なので、
自転車ウェアを脱ぎ捨てて、この度唯一のワンピースで観光✨

自転車を道路脇に止め、結構歩いた気がする。
琵琶湖ほどの大きさがあるというパウエル湖で、
私が見れたのはほんの一角。

それでも、そこでまた素敵な出会いがあった。

ナバホ族のおじいさんから借りた双眼鏡で
ナバホの山(と思う)を眺める。
ナバホ族のかわいい女の子

湖のほとりで出会った1組の老人と女の子。
おそらくおじいちゃんと孫だと思うのだが、
なんせ、おじいさんは英語が話せない。

生粋のナバホ族。
女の子もナバホ語しか話してないように感じる。

パウエル湖の奥にある山を指差しながら語っていたので、
どうやら、自分たちの祖先はあそこの山に住んでたんだ、
木の実が本当に豊かで、それを集めて食べたり、
アクセサリーにしたり・・・
のようなそんな会話をしていたように感じた。

声をかけて話してみても、
私のカタコトの英語と彼らのナバホ語。
伝わっているのか伝わっていないのかいまいちわからない。

もう途中から言葉に頼ろうとしている自分が
なんだかバカらしく感じてしまい
(どうせ相手には通じてないから。)
英語を話すことを諦めて、日本語とジェスチャーで会話をすることに。

ナバホ語と日本語での会話。
きっと周りで聞いてる人がいたら、
チンプンカンプンでおかしなことになってたと思うのだけど
それでも、とても心地よく、心の交流ができたように感じた😌

言葉なんていらない。
相手を想い、相手のために何を伝え、何ができるか。

そんなことを実感した出来事でした。

これより先も、エクアドルでスペイン語しか話せない青年と
カタコトの英語と、現地で覚えたてのスペイン語の単語で会話をしたり
フランス語しか話さない(英語は話せたのかわからない)
フランスの片田舎の宿の主人と話したり
やっぱり伝えよう!という思いがある時は
言葉だけでなくても伝わる!!

こんなことを何度も実感してきた。

これから先もきっと私は、私が使える言葉が通じない世界に飛び立つ。
そんな時も、通じ合える自信はある。
もちろん言葉があれば便利だけど、言葉だけが全てじゃない。

これは、BJのプレゼンでもきっと同じこと。

私の想い、伝われ!!!

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