明け易や肌かけ払ふ吾子の脚


目覚めると
カーテンの隙間から
空が白んでいた

心残りながら
起きてしまおう


子どもたちに挟まれて
川の字+1本で
寝ていた頃を
ひどく懐かしく思う

兄妹そろって同じ格好で
布団をはね除けて
すやすやと 
元気いっぱいに

確かなる命 今も
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