風邪を一日で治す
風邪をひいたやうでした。
今朝ほど目覚めから喉が痛く、鼻汁が止まらず。
困つた……明日は友人たちと夕食会だといふのに……。
美味しひ小籠包がわたくしを待つていると云ふのに……!!
かくて、小籠包への思ひを抑へきれず(友人は二の次。)
これはけふのうちに治さねば、と云ふ訳で、わたくしの母仕込みの「風邪を一日で治す方法」を実施する事と致しました。
これが驚くほど効きまして。
夕刻の今現在、朝の喉鼻の壊れつぷりなど嘘か幻かのやうに、快適に過ごせております。
すべては、美味しい小籠包のため(笑)
さて、その「風邪を一日で治す方法」と云ふのは、引き始めの時だけに効く初期対応のやうなものでして、
病状が進行してからでは効果はほぼありません。
今朝のわたくしのやうに、「引いたかしら?」と思つたら、即、実施するのがよろしいかと。
して、その方法とは。
1. 冷房はとめます
2. 使ひ捨てカイロを取り出し、肩甲骨の間の少し上あたりにあたるやうに貼ります(風門と呼ばれる場所です。後述いたします)
3. 首にタオルを巻き、カイロの熱が襟足から逃げぬやうに致します
4. その上から、一枚、何か羽織りものがあると良いです
5. 市販の「のどぬーるスプレー」など、喉に直接吹きかけるタイプの薬を塗ると更に良ひです
6. 汗を沢山かきます
…とこのやうな感じ。
暑くて暑くて、この時期はなかなかに、苦行ですが(笑)
少しばかり我慢を致しますと、その日の夕刻にはすっかり治ります。
首の後ろから肩甲骨にかけての部分は、「風門」と呼ばれるツボなのださうです。
風邪対策のカギになるのが「風門のツボ」。読んで字のごとく“風邪が侵入する門”のことです。この門を熱で塞ぐことで、風邪という「寒い敵」の侵入を防ぎ、風邪を予防できます。
引用元:https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/body/?p=172
なるほと、風門。
初めて知つた時は、ははぁ、となつたものです。
ここを中心に背中をあたためますと、本当に効きます。
風邪をひいてしまつたけれど、休めない…という方。
多少の苦行もやむなしと云ふ時は、この方法をお勧めしたひです。
わたくしの母は肺を患つておりまして、風邪をひくと一大事になります。
少し前まで母とは同居してゐました故、わたくしも(うつすまいと)この方法に頼るやうになりました。
未来の旦那様にも勧めてゐるものの、前回彼が風邪をひいた時などは、「嫌だ暑い」とのことでした……。
さてゝ、これで心置きなく明日の小籠包……否、友人達とのひと時を楽しめさうです。
わくゝ。