データと人間の未来 / #読書雑記
本書を読んで思う事が2つ。
一つ目は一文ごとの内容の濃さです。
ハラリ氏は、色んなジャンルの史実を元に、多くの視点から文章を構成しているため、一文ずつ理解しながら読もうとすると、内容は理解出来るが、その背景まで自分の知識が及ばない部分も多く、改めて内容が濃いなと思ました。
そして2つ目に思うのが「希望」です。
ハラリ氏は”虚構”というテーマを元に自分に絶望を与えてくれました。
自分たちは、あくまでも正しい事をしてきたつもりですが、それは本当に全てにとって正しいかは分からないと