カナダ・ケベックシティでの苦い体験

もう20年以上前のことだが、学生の頃、
語学研修でカナダに行ったことがある。

ケベックシティに立ち寄り、つかの間の
ショッピングを楽しんでいた時、
長い金髪の女性に英語で話しかけられた。


「何の目的でここにに来たの?」

「英語の勉強です。」

すると、その人は、非常に変な顔をして
立ち去っていった。

自分の伝えたい事も満足に言えず、
非常にもどかしい思いをしたことを覚えている。

後で知ったのは、ケベックシティが
フランス語圏であったということだ。

その土地に行くには文化を知る必要が
あるだろうが、
そのことをしなかった私の
苦い経験の1コマである。

カナダのケベックシティは、
カナダの東にあり、
カナダで1番美しい街と言われ、
フランス語を公用語としている。

これだけでも知っていれば、
旅に対する姿勢も変わっていた・・・かもしれない。

遠い日の懐かしい記憶である。

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