セクシー女優としての覚悟と決意②
ある人との出会いは
先日あった内田監督の配信ドラマの撮影現場でした。
私は下着の女として
一瞬写真に映るだけなのだが、
共演した相手の役の俳優と仲良くなった。
帰りは1時間バスを待たなくてはならなかったので、
近くのチェーン店の居酒屋で
1杯だけ乾杯をした。
その時に、私のセクシー女優の仕事の話になり
こんなことを言ってくれた。
「昔、吉原No.1の知り合いがいて、その人にどうして今の仕事をしているか聞いたら…」
私が暴発点になってるの。
私達の仕事がなかったら、性犯罪で溢れてしまう。
…私が暴発点になっている。
すごくすごくかっこいい言葉だと純粋に思った。
私なんて。
私なんて、自分のために
自分の人生を豊かにしたいことを
考えてこの道を選んだ。
誰かのために、なんてそんな素敵なことを
どんな世界でも見つけられるんだって。
視点を変えれば、
想像力をを豊かにしてたくさんの見方をすれば、
変化することよりも現状を受け入れることの方が
良い発見があるのかもしれない。
ただそこに、落ちている何かにまだ自分は気づけていないだけで。
私はそんな素敵な言葉を聞いて、
心にあった引っかかりがスっと取れた。
自分の夢を叶える為だけじゃなくて、
私も誰かの救いになるかもしれないのなら、
セクシー女優という仕事を
改めて誇りをもってやり遂げていきたいと思う。