リセット症候群が発動する人の心理
リセット症候群発動後の気持ちの変化
SNSを突然やめたり、LINEでいきなり連絡が取れなくなったり…。
最近、私はいわゆる「リセット症候群」を発動し、いろんな人と距離を置いたうえ、一部の人以外、連絡が取れなくなるようにしました。
自分でも驚いたことに、リセットした後に全く罪悪感がなく、かなり気持ちが軽くなりました。
仕事もいつも通りに続けていますし、余計な考え事が少なくなった結果、かえって一つのことに集中できていたりします。
連絡が取れなくなった人の中で一部の人に対しては、ちょっと申し訳ないかなぁという気持ちがたまーに出てきますが、それも本当にたまのこと。
どうしてもっと早くやらなかったんだろう、と感じています。
罪悪感がほとんどない、その理由
ではなぜ、罪悪感も後悔もほとんどないのでしょうか。
連絡が今でも取れる少数の人や、たまに浮かぶ「切っちゃって悪いことしたな」と思える人。
それは、「私のことを純粋に気にかけてくれている人」だと私が感じている人たちだったんだと気づきました。
ここから、リセット症候群発動時の心理が見えてきそうです。
✔私のことなんて誰も気にかけていない
✔私がいきなり消えても、周りには何の影響もない
✔私と連絡が取れなくなっても、気づくわけがない(誰も私に関心がないから)
こんな思考があると、リセットすることに良心の呵責がなく、あっさりと関係を断つことができてしまえるようです。
たしかに、自分の行動が誰かに影響を与えたり、心配させちゃったりするかも、と思った時点で思いとどまるはず。
わかりやすい例が、お仕事ですね。
私がもし、お客さんに対して失礼なことをしたり、返事を先延ばしにしたりしてしまったら、同僚にも会社自体にも、もちろんお客さんにも迷惑がかかってしまいます。
なので、ちゃんと考えて行動ができるのです。
どうでもいい、いてもいなくても同じと思われていると感じる時、「金づる」や「道具」としてしか見てもらえない環境にいると感じる時、全てをリセットしてしまいたい、と思ってしまう。
でもそれは悪いことではないんじゃないかな、と思います。自分を軽く扱うような人が周りにいて辛い時は、その場を離れる方がストレスが減るのでむしろリセットすべきなのかもしれません。
過度に軽く扱われる、道具として扱ったり、搾取の対象とする。そんな環境に、大事な自分の人生の時間を捧げている暇はありませんよね。
リセット症候群は、自分を守るための、無意識の手段なのかもしれません。