関わってはいけない人を見抜くコツ②
前回の記事で、こういう人がいたら距離を置いた方がいいかも?というのを3つほど列挙しました。
今回は、あまりおおっぴらに語られることがないし、あまり危険視されないようですが、要注意ではないの?と思ったことを述べてみます。
あまり遭遇する人はいないことを信じたいですが、まれに心理コントロールが上手な方がいらっしゃいます。
それも、知らず知らずのうちに。
さりげなく、いいことを全て自分の手柄にする人が周りにいませんか?
これが仕事上のことだったらなんとなく気づくのですが、プライベートのことになると気づかないことが多いです。
「私がアドバイスをした後に、この子は旦那さんとの関係がすごく良くなった」
「私がお膳立てしたから、この子に彼氏ができた」
自分が何かを施した後にいいことがあったと伝えるのが特徴。聞いている方は、〝この人と関わると奇跡が起こるかもしれない〟と感じてしまいます。
でも、本当にそれ、因果関係があるのでしょうか?
その人のアドバイスとは違うことがきっかけとなって関係が回復したのかもしれません。
できた彼氏とだって、関係が長く続くとは限らないです。
自ら成果を自慢する人は、二流以下だと思ったほうがいいというのが私の見解です。
なぜなら、本当に実績のある人は、本人が言わなくても、自然な形で周りが「すごい」と伝えてくれるからです。
このタイプの人は、かなりの確率で、何かトラブルが起こった時に、本人が関わっていようがいまいが他人のせいにします(実例がたくさんあります)。
そして、本人が関わっていないのにいいことがあると、自分の実績に加えようとします。
なぜか記憶が書き換わっているんですよこういう人。びっくりします。
おそらく自分に自信がなく、誰かに褒められていないと気が済まないタイプなのでしょう。
私も20代まではそうだったので、同情はします。
ただ、このような人と深く付き合ってしまうと、いつか必ずトラブルが起こります。しかも、責任を全部なすりつけられます(ひどいと、解決のために万単位のお金を取られることもあります)。
なぜか記憶が書き換わって自分に都合のいいように宣う人からは、早めに離れた方が賢明です。
(追記です)
自分の都合のいいように言ってしまう人。
ちゃんと心理学的に名前がついていたのですね。
その名も、「ダニエル=クルーガー効果」。
能力の低い人ほど、自分の未熟さや他人のスキルの高さを認められず、自分を過大評価する傾向におる、と。
ということは、他責の人は、実は能力が低い人だということですね。