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40代になって悟ったこと

 2週に1回、自由大学というところからコラムが届きます。

 自由大学の講義を取ったことがある人(だけ?)が読めるこのコラム、毎回、深い気づきを与えてくれるので、届くのが楽しみです♪

 今朝届いたコラムでは、「働かないおじさん問題」を入口として、若者と、中年以降の〝未来〟に対する捉え方の違いを鮮やかに描き出していました。

やる気が湧かない時があるのはなぜ?

 私も最近、どうしてもやる気が湧かない、昔みたいにワクワクしながらエンジン全開で取り組めないと悩んでいました。

 もちろん、立場や環境が変わったからというのもあるかもしれませんが、〝未来に対する考え方〟が変わったからというのが、また一つの原因なのかもしれません。

 できなければ、けなされるだろう。だけど、できたとしても、給料が上がるわけでもなければ、人生が変わるわけでもない。
 ずっと欲しいと思っていたものが、手に入るわけでもないじゃない、と。

これからの時間の使い方

 40代を過ぎると、どうしてもできないことや、もう手に入らないだろうことが、はっきりとわこるようになってきます。

 「何歳からだって、何でもできるよ!」とは自己啓発の方々がよく言っていますが、人にはなぜか、とうしてもできないものがあるものです。

 これが20代、30代だったら、まだ可能性があると、なぜか思える。
 でも、40代になり、自立心を持ち始めたティーンからの数十年を振り返った時、こう思うのです。

「私はこういう分野なら楽にできるけれども、こっちの分野はどう頑張っても無理なんだ」

 もう、何かを手に入れようとして、がむしゃらに頑張る時期は終わったんだなと。いくら頑張っても手に入らないものはある。それを悟り受け容れる時期に来たんだなと。

 だったら、これからは、
「可能性もあるし、手に入れられるとワクワクできそう」
というものに時間もお金も使っていくべきだと思うのです。

 そして、もっと大事なこと。
 限りのある今、この時間を、少しでも喜べるもの、気分を良くするもののために使うこと。

 それ以外のことは、取り組まなくてもいい。やらなくてはなりないことなら、合格点と思えるところまてはやる。

 そのくらいの考え方でいいんじゃないかな、と思います。

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