読書メモNo.33 『突き抜けるまで問い続けろ/蛯谷 敏』
ビズリーチ創業者 南壮一郎氏の実業家としてのお話。 面白かったです🥳
創業系とか自伝系好きだからかもしれませんが。
今まで聞いたことあった割に スタートアップの言葉の意味を確認
スタートアップとは「革新的なアイデアや独自性で新たな価値を生み出し、社会にインパクトを与える企業」のことで、短時間のうちに急激な成長とイクジットを狙う。
一方ベンチャー企業とは、「既存ビジネスを更にスケール化したり中長期的に課題解決に取り組む企業」
本著は、ビズリーチを生み出した会社のスタートアップのお話です。
南氏は、楽天イーグルスを立ち上げるために、三木谷氏の下で働いていた。
三木谷氏は、課題がいつまでも残っていた時はその理由を厳しく追求し、立てた課題の達成度合いを確認するために、あらゆることの数値化を求めた。
現状に満足するな。世の中は課題だらけだ。
という思考が楽天での経験で南氏が得たものだ。
当たり前のことですが、腑に落ちた言葉で南氏の考え方に
発信すると情報が集まる
というのがありました。お手軽に発信できるSNSの時代なので発信することが大事だと再認識🥸
また、この会社の経営陣多田肢の思考として
目標があっても、それを達成できない3つの理由を挙げている
やる気がないか、時間がないか、やり方が分からないか
目標達成が当たり前と、未達成でも仕方がないと考える組織では
天と地ほどに業績が違う
「達成しないことがいかに格好が悪いかというカルチャーをいかに早く作るかが大切」
その文化を作るためには「リーダーの目標達成に対する執着心が大切」ということだそうだ。
まぁ組織の思想を変えるには頭変えたほうが早いことは周知の事実でしょうね。あとはリーダーにそれをできるだけの器があるか。且つそういう思考をそもそも持てるかかなと思います🧐事なかれ主義ではないけれど、現状に自信の不満や不安がなければ、リスクは取らないというのが日本の組織かな〜
私にとっては当たり前のことですが、素晴らしい会社は顧客の企業名を呼ぶときも「様」や「さん」をつける。
それを疎かにしてはいけない。ということを大事にしているそうです。
割と日本人にとっては当たり前ですが、たまに企業名にこれをつけない人いますが、私も横柄だなと思ってしまう。
これからの経営ビジョンとして締めくくりに
強いチームは人で決まる
ということを大事にしている。とのことです。
なぜなら、自分のやりたい仕事を見出そうという人ほど、自分のキャリアを描けない会社から流出していく。
自ら変わり続ける能力を持つことが、会社の成長の大切な要素となる。
人と少しでも違う視点を持つことが、新しい問いをたて、生き方を変える機会になる。
こんな考え方の組織で働けたら幸せそうだなと思えた本でした😘
おすすめ度:★★★★☆
コスパ :★★★☆☆
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