読書メモ No.66『黒牢城/米澤 穂信 』
昨年度直木賞受賞、本屋大賞ノミネートされていた作品やっと読みました💃
米澤さんのは毎年何かしら読んでいる好きな作家さんです。
鎌倉殿や黒田官兵衛の大河も面白かったし、塞王の盾もよかったしと歴史系ハマっています
時は戦国———織田信長に謀反を起こした荒木村重。降伏するよう進言しに来た黒田官兵衛を巻き込み、、、史実とフィクションが混ざったミステリーです。
歴史は詳しくはないので、不思議な感覚になりました。
私は判官びいきが過ぎるので、どうしても劣勢を描写される主人公——村重に同情してしまいます。
官兵衛を捕らえた村重、、、岡田くんの大河官兵衛でも描写されていたので、どうしても岡田くんに脳内変換。
使者を捕らえるということはこの当時では、武士への侮辱。暴君織田信長に息子を人質としてだしている官兵衛にとっては、自分が死ぬか息子が死ぬかの現実しかみえていなかった。
村重としては、官兵衛を生かしてあげた。自分は信長とは違うのだと自負していた。
村重と官兵衛の思惑が交錯してクライマックスを迎える。
歴史ミステリーならでは。という感じで新鮮でした🙆現代ミステリー好きなら物足りないかもですが、読み物として、大河にはまっている者としては読了感良かった。
まぁ大河もそうですが、誰を主人公にするかでこぅも印象かわるのかと、再認識📚
オススメ度:★★★★☆
コスパ :★★★☆☆
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