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按田餃子

55日目。

今、按田優子さんの『たすかる料理』(リトルモア刊)を読んでいる。
めーっちゃくちゃ、おもしろい!
はっとする眼差し、あははと笑ってしまうような愉快さ、自立、などなど、この本のおもしろさは一言では言い表すことができない。
いつか、ちゃんと読書感想文を書きたい。

今日は、たまたま都内へ外出する用事があったので、按田餃子・代々木上原店でごはんを食べた。

実は、按田餃子に行くのは初めてではない。
昨夏、二子玉川店に友達のKさんと一緒に行った。
そのときは、水餃子定食とラゲーライス定食を頼んで、ふたりでシェアしたのだった。
水餃子定食の餃子の数は8個。4種類の味が各2個ずつ。
見た目だけでは、中身の味を特定することができなかったので、ふたりで思いのままにてきとうに食べていったのだが、ふたりとも全部の味を楽しむことができた。
今思えば、不思議である。

昨日の夜から、よーし!明日は按田餃子でごはんを食べるゾ!なに食べようかな?と、『たすかる料理』をパラパラめくりながら、思いを馳せていた。
(本にメニューや料理の写真、解説などが載っているのです)
ラゲーライスも水餃子も好きすぎる、両方食べたい、てか他のものも食べてみたい、え、どうしよう、こまった。。。

で、迎えた当日、頼んだのはこちらー。
じゃじゃーん!

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ターメリックレモネードと一杯麺。

ターメリックレモネードは、ターメリックと生姜がたっぷりどっさり。
混ぜながら飲んでください、飲みすすめて濃くなってきたらお湯を足すこともできます、とのこと。
ふむふむ。
たしかに飲みすすめていくと、濃い〜。
お湯の追加をお願いして、さっきよりはマイルドになったターメリックレモネード。
マイルドな感じもいいけれど、このままお湯を追加せずに濃いまま飲むのもよかったかも。次回は濃いまま飲もう!

一杯麺は…。
えー、なにこれ!むちゃんこ!お!い!し!い!

私としては、見た目も量も味も真剣に挑まなくていい感じで、昨日食べたけどどんな食べものだったか忘れちゃった、くらいの薄い印象の麺があったら繰り返し食べたい。それを気分によって何かを足したりしながら今日のおいしい味にしたい。そのくらいの麺に対する低い情熱でお店の麺メニューを作るとどうなるか?と考えてみました。
※『たすかる料理』より引用

って読んでたからね、どんなかなー?って思ってたんです。

予想通り!おいしかった!
疲れないおいしさ。「どやー!うまいだろー!」っていうのがない。

これも頼みましたYO!
じゃじゃーん!

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金針菜と海藻の和え物。

メニューに「すごく健康にいい」って書いてありました。
うん、これもめっちゃ!美味しい!
健康によさそう。歯応えもいいですね。
これ、あと10皿は食べれる〜!って思いました 笑。
(←10皿も食べたらさすがに食べすぎです 笑)

そして、そして!
じゃじゃーん!

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鶏肉・白菜と生姜の水餃子。

そのまま食べてももちろん美味しいし、卓上の調味料を駆使しながら味変させながら食べても、都度都度びっくりするような発見がある。

「うまっ!」って感動するんですけど、でもね、身体の中に残る感覚としては、なぜか「ふつう」なんです。
さっきの繰り返しになっちゃうけど、「どや感」がないから、「自我のない味」だから、食べててラクなんです。

あー、按田餃子の魅力をまだまだ語り尽くしたいけれど、もうすぐ日付が変わっちゃうよ!

ということで、今日はこのへんで。

でも、思ったよりたくさん書いたゾ。
「美味しかったー」って、サクッと書いて終わらせるはずだったのに、おかしいな。。。

いや、按田餃子を題材にした時点で、サクッと書くなんて、できなかったんだわ。

だって、大好きなんだもの。

***

ライティング・ライフ・プロジェクト(第4期)、満員御礼にて受付終了いたしました。ありがとうございました。



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