100回のカウンセリングより
306日目。
八丈島から帰ってきて3日目。
いつもの暮らしに戻りつつあります。
寂しいような、ホッとしているような、不思議な感覚です。
いつもの暮らしに戻ってきたからこそできること。
それは、八丈島での経験を振り返ること。
経験したことを、じっくりじんわり言葉にしながら振り返ってみたいと思います。
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ロミロミには、lomi wai ola(ロミワイオラ)と言って、海の中で行うロミロミがあります。
インストラクターTAROさんが、わたしたちにロミワイオラを体験させてくれることになり、海に入るチャンスに恵まれました。
海に入ってすぐのタイミングで、なんと!
TAROさんのお友達のダイバーさんが通りかかって、写真を撮ってくださいました!!!
(海仕様のカメラや、防水のケースに入ったGoProをお持ちでした!)
こんなにタイミングのよいことってあるのでしょうか?!
びっくりです。
さて。
海の中で行うロミロミって…。
???
って思いませんでしたか???
わたしも体験するまでは、正直なところ、具体的なイメージが全然湧いてなかったです。
というわけで。
Lōkahi Lomilomi Japan の公式Instagramに写真がありました〜。
こんなふうに、施術を受ける側は、海にぷかぷか浮きます。
身体の力を抜いて、ぷかぷか浮きます。
浮いているので、普段感じている自分自身の身体の重さもあまり感じません。
わたしは、耳も水の中に半分くらい入った状態でぷかぷか浮いていたので、音のない世界とまではいかないのですが、いつもより静かな世界です。
そういう状態でセラピストの方がロミロミをしてくれます。
これが…。
なんと言ったらいいのかな…。
うまく言えないのですが、言葉を超えた体験でした。
海の力って、海の浄化力って、すごいですね。
なんとも言えない癒やし体験でした。
わたしは言葉の力を信じているけれど、言葉を超えたところにある癒やし。
それがロミワイオラだと思いました。
人間の力が及ばない、人間には引き切ることができない余分なものを、海の浄化力が引き切ってくれて、その人本来の姿に立ち戻らせてくれる、とも感じました。
アタマばかりぐるぐるしちゃってどうしようもないとき。
いろんなものがこんがらかって、何から手をつけてよいのかさっぱりわからないとき。
いろんな手を尽くしたけれど八方塞がりだ、と感じるとき。
100回カウンセリングを受けるより、1回のロミワイオラだな、って。
海のパワフルな浄化力とロミロミの智慧で、人は癒されて、本来の姿に戻っていけるのではないかな、って思いました。
(もちろん、カウンセリングの力を軽んじたり、言葉の力を否定するつもりはこれっぽっちもありません。)
言葉を超えたところにあるもの。
自然の中にどっぷり包まれて、よみがえっていく人間の生命力。
そういう不思議な力強さを、わたしはロミワイオラを通して、身体で体験したのでした。
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ライティング・ライフ・プロジェクト第8期、
10/8(土)〜募集スタートします!
年内最後の開催です。
「話す」ことで、もっと自分自身を知っていくための対話の時間です。