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潜在意識からのお手紙/この痛みだけは手放せない

84日目。

昨日、寝る間際に、夫とちょっとしたディスコミュニケーションがあって、わたしは怒っていました。

話し合って解決したので、その後すやすやと眠りについたのですが、なぜか夢の中でも怒っていました。
現実に起きた出来事とはまったく無関係のことで怒っていました。
ってか、夢の中では、何に怒っていたのか、さっぱりわかりません。
わからないんですが、どんなふうに怒っていたか?だけは、はっきりと覚えていて、それは、

「どうして?」

というものでした。

「どうしてこんなことになってしまったの?」
怒りは、自分自身に向けられていました。
どんなことに怒っているのかはわからないんですが、たぶん、わたしの人生で起きたある出来事について、避けられたはずなのに、どうしてこんなことが起こってしまったのか?と、わたしはわたし自身に怒っているようでした。

そして、ここからがとっても興味深かったのですが、わたしは、夢の中で自問自答していました。

「その痛みを手放せる?」
って、わたしはわたしに聞いていました。

答えは、ノー。

「この痛みだけは手放せない」

どうも、こころの底から言っているようでした。

はっきりと目が覚めてから、なんだか不思議な夢だったなー、と思いました。
わたし、普段は、ほとんど夢を見ないんです(覚えてないだけかも)。

目が覚めてから、わたしはわたしに話しかけました。
潜在意識の中で「この痛みだけは手放せない」と、ぎゅーっと手を握り締めているわたしに。

もうずいぶん元気になったつもりだったけど、やっぱり、悲しいものは悲しいよね。辛いものは辛いよね。
そうだよねー、そう簡単には手放せないよね。
だって、その痛みとずっと一緒に生きてきたんだもんね。
わかるよ、その気持ち。

手放したくないなら、まだ持っていようね。
こんなふうに夢に出てきてくれなかったら、まだそんなふうに思っているなんて、知ることができなかったから、会えてよかったよ。
出てきてくれてありがとね。

また会おうね。

***

なにか、こころが苦しいことや辛いことがあって、それを乗り越えよう、受け入れようとするプロセスで、ついつい焦っちゃうこと、ありませんか?

いろんなセッションや、ヒーリング、カウンセリングを受けてきたのに、どうしてわたしはまだこんなに傷ついているんだろう、どうしてわたしは立ち直れないんだろう、って。

そんなふうに思っている方が、もしいたら、
どうか、自分を責めないでくださいね。

傷ついているなら、傷ついているままでいい。
立ち直れないなら、まだ休んでいればいい。

まずは、傷を見つめるところから。

「この痛みだけは手放せない」って言っている、自分の中のちいさな自分がいたら、その存在を認めてあげてくださいね。

そして、自分という自然を信じていてください。

傷が癒えたら、必ずまた、歩き出すことができますから。

***

ライティング・ライフ・プロジェクト(第4期)、満席にて受付終了いたしました。ありがとうございました。



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さとう まみ
サポート頂けると、とってもうれしいです💖 誰かに言葉を贈ること、誰かを言葉で祝福することが、わたしにとって、とても楽しく喜びを感じる瞬間です。頂いたサポートは、ぐるぐると循環させて、生きたエネルギーとして、また別の誰かに、何かに、お返ししたいと思っています。