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顔の見える関係から〜地球の仲間との対話#1「小松由佳さんのシリア難民取材報告会」〜

本日、8/18(水)フォトグラファーでシリア難民の取材を続けている小松由佳さんの取材報告会をオンラインで開催しました。平日日中にも関わらず、遠くはスペインのバレンシア(!)や福岡から、興味の幅も難民の問題を扱う大学生やこれをきっかけに関心を持ちたいという方まで、16名の方にご参加いただきました。

今年の4月〜6月までの取材(2才と5才の子連れ!)から「今まさに」トルコのシリア難民に起こっていることをたくさんの写真やビデオや体験から共有いただき、やっぱり、「顔が見えること」というのは極めて大事だなあ、と思いました(下記のビデオは今回の取材から小松さんが作成したもの)。

土地を追われてもなお、伝統や文化も守りながらコミュニティを作って生きる1人1人の力強さと、生まれた場所と時代によって、どうしようもない外力に振り回される姿を見聞きして、何かを感じないわけにはいきません。

報告会の中で、内戦と言えども欧州軍の空爆で行き場をなくした家族のことが語られ、一方で、環境の整った欧州の難民申請の順番を待っている話などを聞くと、大きな規模でシステムで動かされていることの見えにくい矛盾にもやもや、ざわざわします。

小松さんは、最後に「まずは知ること。興味を抱き続け、思い続けること。そして、できることなら具体的な支援の手を。」と締めくくられました。

私たち1人1人に大きなことができるわけではないけれど、国や国際機関などの大きな機関ができない「顔の見える関わり」ができる。私たちは強くないし、自分たちの生活もあるし、色々言い訳したくなるけれど、それでもこうして顔を見たとき、「地球の仲間たち」が苦しいところにいることを見なかったことにすることはできる、そう思います。

小松さんの活動は以下より。


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