針と糸でモノマネをしている。
小菅くみさんの刺繍を観てきましたよ。
TOBICHI 東京でやっていた、「小菅くみの刺繍 どうぶつ・たべもの・ひと」という展示です。
友達に教えてもらうまでは、知らなかったんですけど、小菅くみさんの刺繍、すごく好きです。
「細かい」とか、「丁寧」とか、「リアル」とか、もちろんそうなんですけど、わたしがいちばん好きだなあって思ったのは、「ユーモアがある」ってところ。
この、鯵の干物。もちろん刺繍です。これはポストカードなんですけど、実物はもう、ほんとに干物そのものでした。匂いを感じるほど。
これだけの技術を持っていて、鯵の干物をチクチクしてリアルに作ろう!なんて、あんまり思わないんじゃないかな。
他にも、餃子とかベーコンエッグとかラーメンとかあんぱんとか。
有名人の似顔絵みたいのもあるんですけど、それもどこかユーモラスなんです。
タイトルの、「針と糸でモノマネをしている。」っていうのは、糸井重里さんが帯に書いているコピーです。
それを読んで、おお!!って腑に落ちました。これはモノマネって表現がぴったり。
パッと見て、やだおもしろい!って思って、よくよく見て、なんだこれすごくない?って思って、好き!!ってなる。
最終日に観に行けてよかったです!
TOBICHIもずっと行きたいと思っていたので、楽しかった。
ぐーぐるまっぷさんが目的地に着きました!お疲れさまでした!って言ってるのに、全然お店が見つからなくて、路地を3周してやっとたどり着いて、もう汗だくだったけどね。
青信号のピヨピヨ音だと思ったら、本物のスズメだった写真と。
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