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なりたい自分があることが魔女になれる条件なのかも。

久しぶりに映画館に行ってきました。

〜魔女見習いをさがして〜を観てきました。

上の娘がレイトショーで観て嗚咽した。絶対観て!って言ってきたから。
この子のオススメはまちがいないし、この子の命令には逆らえない。

なので、ぺこすと一緒に観てきました。

結果。マスクが使い物にならないくらいびしょびしょになりました。「泣いた」ってことを、感動のものさしにするのは嫌いなんだけど、でもこんなにびしょびしょと泣いたのは、久しぶりだった。

どれみちゃんは、上の娘がどんぴしゃ世代で、もちろんわたしも一緒に観ていたわけで、全編リアルタイムで関わってきた。間違いなく、わたしは大人な状態で観ていたはずなのに、子供目線で観てたことに、まずびっくりした。

どれみちゃんたちの舞台は、小学生の日常だった。地球を守るために戦ったりしないけど、みんなと同じように日々戦ってた。
子供たちの日常は、自分ではどうにもできないことだらけだ。

世の中の悪と戦う美少女戦士よりも、泣いたり笑ったりの毎日をがんばって生きてる魔女見習いが好きだった女の子たちは、たぶん、わたしも魔法を使えるようになりたいなーって思いながら、それよりもどれみちゃんたちと友達になりたいなーって思ってたんじゃないかな。友達になって、試験や学校や毎日や、そういうのと戦いたかったんじゃないかな。

そして、魔法を使わずに大人になることを選んだどれみちゃんたちと同じように、魔法なんて使えないまま大人になった女の子たちは、魔法玉をお守りにして、ずっと握りしめて、毎日を戦ってる。

だけど、ほんとは魔法を持ってるのに、気づいてないだけなんだよね。

子供目線で観てたわたしにも、魔法玉はもれなく手の中にあって、たとえ呪文は忘れちゃっても、魔法を、持ってることだけは忘れないでいようと思いました。

ほんとに素敵な映画でした。

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