名前。
noteの「カイゼン」にはいつも疎くてよく知らないのだけど、なにやら「サポート」が「チップ」になったらしいですね。
わたしは「お前もか!」って思ってしまいました。
チップっていうと、やっぱり「投げ銭」と同じイメージがある。
投げ銭というのはわたしの中では、路上で歌ってるアーティストのギターケースにお金を投げ入れるイメージ。なんていうか、「くれてやる」って感じ。
わたしはわたしがよく知ってることしか考えられないから、その範囲でしか書けないけれど。
コロナ以後、わたしが好きな界隈のアーティストさんたちが配信ライブを始めて、それがすっかり定着して、ライブハウスでお客さんパンパンに入れてライブできる今になっても、配信ライブは続いてる。
ライブハウスに行くこととは全然別物ではあるけど、配信ライブもそれはそれで好きなので嬉しい。でもその中で行われてる「投げ銭文化」にはどうしても抵抗があるんだよね。
有料の配信ライブであれば喜んでお金を払って観るけど、その中でお金を投げるのは、わたしは好きじゃない。好きなアーティストが、投げ銭を乞うような発言をすると本当に本気で悲しくなる。
わたしがよく見ている配信ライブは、「ツイキャス」でその中で投げ銭を意味するものは「お茶爆」といって、湯呑みみたいなアイテムが画面の上からたくさん落ちてくる。一瞬画面が見えなくなる。
この図を見るのがそもそも嫌い。「お茶を落とす」という言い方をわたしたちはするし、てことはやっぱり上から投げてるイメージだよね。
もしこれが、お花だったらどうかな?って考えてみた。ピアノの発表会みたいな。
ステージの上のアーティストにフロアから花束を差し出すイメージで、画面の下からひゅっと花束が届くとか。演奏や歌をじゃましない感じでそっと。
それならもしかしたらわたしも、お花あげよう💐って思うかもしれない。
だから、noteが「チップ」って名前を採用したことで、お前もか!って思ったのです。
それで、名前を変えただけで倍になったとか?
そうなの?なんで?やっぱりわたしはみんなと気が合わないって思ってしまった。
わたしが今までサポートをした時は、素敵な記事に感動してこんなのを無料で受け取ってしまっては申し訳ないって気持ちで、せめてコーヒー一杯分でも!っておずおずと差し出してた感じだけど、みんなは違ったのかな。
上から目線で、いいこと書いてるねーこれあげるよ!ほらチップ!みたいな?それは自分もなんか気持ちよかったりするのかな?
そんなことを考えていたら、穂音さんがこんなつぶやきをされていた。
うんうん。やっぱりそうだよね。
その名前で呼んでいたら、そのイメージが定着して、いつのまにかそれになっちゃう。
わたしは自分の持つイメージだけで語っていたけど、さっちゃんは言葉の意味をきちんと調べて検証してくれてました。とってもわかりやすい!
noteに集まってる方たちは、言葉に対してとても敏感で繊細だと思うので、この改名に傷ついてるんじゃないかなあって思います。
わたしの好きな仲間たちが気持ちよくすごしていたあたたかい場所が、少しずつ変わってくのは嫌だ。