うわの空のサブスク堂。その2〜the pillows〜
最近仲良くさせていただいてるshinさんと、音楽の話をするのがとっても楽しいです。
ピロウズの「ONE LIFE」って曲の歌詞をタイトルにした記事を書いたときに、shinさんがコメントをくださって、ピロウズでいちばん好きな歌って言ってて、わたしもです！ってなって、なんか嬉しくていろいろ音楽のお話したいですね！って、これ書き始めてます。
これ好き！わたしも！ここが好き！だよね！ここもいいよね！だよね！そんな話をするの、楽しいしかないじゃないですかっ。
♫
ピロウズのこと書きます。
ピロウズって、音楽業界では好きな人がすごく多いんですけど、一般にはそこまで知られてないバンドなんです。
いちばん有名な、「funny bunny」も、エルレガーデンのカバーの方が有名だったりして、エルレの曲って思ってる人も多い。
ほとんどの人が、ミスチルがカバーしてる「ストレンジカメレオン」の映像で（桜井さんがめちゃくちゃ熱く歌ってるやつね）、ピロウズに出会ってるらしいし。
わたしはスペースシャワーだったかな？MVばっかり流してる番組でたまたま見かけて知って、気になったのでTSUTAYAで CDを一枚借りて聴いたら全曲よくて、大好きになりました。で、膨大な数のアルバムを調べてリストを作り、TSUTAYAに通っては借りてーチェックしてーってして、ほぼ制覇しました！サブスクとかまだなかったからね。
さわおさんの書く歌詞は、全然前向きではなくて、すごく卑屈だったりするんです。「ぼくは必ず落ちぶれるけど笑わないでくれ」とか「いつか懐いていた猫もお腹すかせていただけ」とか、とにかく暗いんですよ。笑
でもね、その暗闇のなかにひとすじの光を見せてくれるみたいな歌だと思うんです。だからわたしには信じられる。
いちばん有名な「funny bunny」のフレーズ、「きみの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を選んで走ってきた」ってとこ、みんなここが好きだと思うんだけど、わたしはそこよりも、「飛べなくても不安じゃない 地面はつなかってるんだ 好きな場所へ行こう」ってとこが大好きです。前じゃなくても上じゃなくても、自分の好きな場所にゆっくり歩いていけばいいんだなって思えるから。
ミスチルが歌うストレンジカメレオン↑
30周年の横浜アリーナ↑
今までピロウズのライブは2回しか行ってないんだけど、どっちも対バンライブだったんです。
結成30年の大御所バンドなので、対バン相手はみんな若造って感じなのに、さわおさんがすんごく卑屈になってたのがおもしろかったです。笑
自分で「偏屈なバンド」って言っちゃうくらいですからね。そういうところも、なんかかわいくて大好きです。
好きな歌詞を書き出したんだけど、こういうの残しとくとおもしろいね。