終わってもなくならないから大丈夫。(ひと色ロス最終回)
ひと色ロス、最終回。
いちばん最初を振り返ることにします。
わたしにとってのひと色展はここから始まりました。
行きたいけど無理だなあって諦めていた、金沢でのひと色展へ、拝啓あんこぼーろさんに連れてってもらった日のこと。
この記事の中に、ひと色展の帰り道に録った音声「ドライブラジオ」があります。久しぶりに聴いてみて、笑っちゃいました。あんなに雑音いっぱいのただのおしゃべりを、公表してたなんて。
けど、わたしにとっては、楽しかった大事な時間にいつでも戻れるどこでもドアです。ラジオ録っててよかったー。
この時点では、わたしがいろの子のまねっこ刺繍をさせてもらうなんて、夢にも思ってなかった。
まさか、関東での開催のスタッフになるなんて、予想も想像も全然してなかったです。
その経緯とか、大変だったこととか、悩んだこととか、そういうのはどこかで書いたり話したりしたし、もうあんまり覚えてないです。
それでいい。忘れるのも素敵で美しいこと。
みんなで楽しく準備して、楽しい日々が流れて、楽しいまま終わった、それが全てです。
わたしはこのひと色展で、夢を叶えました。
自分の作品をたくさんの人に見てもらう夢。
カフェを開く夢。
みんなでひとつの目標を達成する夢。
それだけじゃなくて。
ひと色チームのメンバーに、来てくれたnoterさんに、嬉しい言葉をたくさんもらいました。
ずっと、作れたらいいなって思ってたものを作れたんじゃないかなって、なれたらいいなって思ってた人になれたんじゃないかなって、そんなふうに思えるような言葉。
きっとそれは、いろの子たちが大好きって気持ちがわたしの作品にこもっていたからこそで、大好きなひとたちと過ごしていた時間だったからこそで。
あの坂の上の記念館にいたわたしは、ずっとなりたかったひとになれてたんだと思います。
いろの子とみなさんのおかげで。
ひと色展に関わってくれたみなさん、ひとり残らず全員に、ありがとうって伝えたいです。
ひと色展は終わったけど、わたしのなかにずっと残って、ずっとやさしく光り続けるので大丈夫です。
ほんとに、ありがとうございました!
✳︎ひと色店は10月末まで開いていますので、覗いてみてくださいね!
ヘッダーは、わたしの部屋の自慢の壁。