ゼロにする勇気のこと。
仕事を辞めたすぎて、電車の定期券をずっと買えないている。
あと1か月もここに通うつもりはないと思いつつ、辞めます!って突発的に宣言できるような事件もなく、きょうも行くのねって自分にちょっと呆れながら、今も電車に乗ってる。
グサっと刺す!ではなく、少しずつ、薄く削ぐみたいなやり方で、わたしの自信や自尊心が奪われてく感じ。
ここにいたらダメだなーって思ってる。
辞めたあとのことを考える。
やりたいことがあって、今準備中だから、時間はいくらでも欲しい。でも、それが仕事になるような段階ではないから、なにかしら、働かなくてはならない。今は。
ちょっとでもやりたい仕事を探したり、やりたいことに注げる時間を最大限増やすために条件だけいい仕事を探したり。
次を決めたら、ここを辞めるしかなくなるから、辞めるって言える。
そんなこんなで踏ん切りがつかず、まだ通ってる。たった1日4時間半。それがたった週4日。その時間だけ我慢すればいいかって、思ったりもしてる。
だけど。きのう、好きなひとが配信ライブで言ってたのが刺さった。
片手じゃ抜けないものがあって、両手使ったら持ってるものが落ちちゃうけど、両手なら抜けるかもって話。
今持ってるものをゼロにしないと、進めない。
今のわたしは、今をキープしながら進もうとしてる。だから進めない。
例えば、誰かに手伝ってもらって、みんなで背中ひっぱりあったとしても、それでもカブは抜けませんのやつ。
だって、自分が片手なんだもん。誰かの手なんて指一本でも借りれない。自分がまず、両手使わないと。
持ってるもの全部捨ててゼロになるって、言うのは簡単だけど、具体的に考えるとめっちゃ怖い。でも怖ければ怖いほど、ゼロになったとき強くなれる気がする。
いつか誰かが言ってた、チョロQの話だ。
今いるところから、ギューって下がって、ダッシュするってこと。一回ゼロにする。それよりも一回ギューってマイナスにした方が進めるのかもね。
森翼さんの、ぼくにできること っていう歌。
前がどっちなのか、わかった。
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