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↑この雲の名前は?

「絶対忘れると思った」という、パワーワードがずっと右耳の奥に残っている。10日前くらいに夫に言われた言葉。

頼まれたことを忘れた。それで言われた。忘れたんだから、しょうがないのかもしれない。カッとして言ったんだろうから、「忘れんじゃねーよ」と全く同じ意味なんだろう。でもわたしは、言葉に含まれる意味をいっぱい考えてしまうので、えっどうゆうこと??って思ってしまう。

頼まれたのは、電話するってこと。それは誰でもよくて、もちろん夫でもよかった。わざわざわたしに番号を伝えて、かけといてくれって言った。この時点でもうおかしい。

だってわたしは、「絶対忘れる」と思ってる相手なのだ。なんで、絶対忘れる人に頼んだのか?

それともうひとつ、わたしは頼まれたことを絶対忘れるひとだと、夫に思われてるってこと。

そりゃ事実だからしょうがないけど、なんか悲しいな。


こんなに長いこと一緒にいても、全然わかってないんだな。わたしがいろいろ忘れるときは精神的にとってもいい状態なのだよ。リラックスしてる時期なんだよ。

職場に水筒忘れたのもう2回目だし、きのうは家の鍵を忘れて出かけて閉め出された。

ほら、最近なんか機嫌いいと思わない?ため息ついてないこと気づかない?笑


あとね、夫には全くわからないだろうけど、わたしは電話をかけるのがとってもとっても苦手なのだ。どうにかかけないですまそうとしてる。いつも。

なにかを一生けんめいやってる途中の30人くらいの背中たちに向かって、大声でひとりを呼ぶような感じ。全員が、「あーー??」って迷惑そうに振り返るイメージ。こわい。

だからね、電話したくなさすぎて、無意識に忘れるのかも。あれこれは言い訳かな?笑



*それで、雲の名前は、巻雲とか絹雲って言うらしいです。
お気に入りの、空の辞典で調べました。


名前があるのは、愛されてる証なんだって。

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