ぼくの感度はきょうも元気に虹をキャッチしている(ぺこすとわたし)。
ぺこす(娘です)のため息の原因を聞いてみた件です。
仕事が大変だと。みんなジコチューだと。
ぺこすは便利に使われやすい。中和剤のように使われてしまう。ここに入ってもらえると人間関係的に助かる!って言われて異動することがあまりにも多い。あっちこっち行ったり戻ったりしてる。
仕事もしかり。みんなが触れたくないようなものを自分からやってしまいがちだ。そして、ひとりで大変になってしまう。
ぺこすなりに、SOSを出してはいるらしい。そして、いろんなひとに、無理しないでね。助かります。ありがとう。と言われているらしい。
だけど。
ありがとう。と言ってるその人は、ぺこすに無理をさせないようにできるはずの人。
感謝してないで動いてくれよ。って話だ。
あれ。この話、知ってるって思った。
わたしが義母の介護してたときの話と全く一緒。
夫や義妹からいつも、うわの空ちゃんがいちばん大変だよね。ありがとう。と言われていた。
わたしをいちばん大変にしないようにできるよね?あなたたちは。って思ってた。
感謝してないで動けよって。
で、ぺこすの話。
友達と会ったときに、仕事どう?なんて聞かれて、こんな愚痴を言うと、それはおかしいよ!上の人に言って変えてもらいなよ!って言われる。
それは大正解。
だけど、ぺこすやわたしは、自分がなにか発信してしまったら、そこが改善されても居心地が悪くなるという、めんどくさい性質を持っている。ここが、他の人にはなかなかわかってもらえないポイント。
だから、愚痴を言ったときに、ちゃんと言いなよ!って言われるのは、なんか叱られてるみたいな気がしちゃうのだ。
そうだよね。わたしが言わないからこうなるんだもんね。結局それだよね。いつもそう。って。
気持ちがシュンとしちゃうのが嫌なので、うんありがとう今度言うことにするね!って言って、そそくさとその話を終わらせてしまう。
ぺこすの話をしてるはずが、気持ちがわかりすぎて自分のこととして語ってしまっているけど。
たぶんこれは解決しない。わたしやぺこすがこのままじゃ絶対解決しない。わかってる。
でもね、わたしたちが言いたいのは、誰かがそうなってたら、わたしならこうする!っていう、絶対的なものがわたしたちにはあるってこと。わたしとぺこすは、自分が動いてできることなら、動く。どうにもできないものなら、せめてその気持ちに寄り添う。アドバイスしたりしない。ただ寄り添う。今までずっとそうしてきた。
そして。
わたしはあなたにそうしてきたのに、あなたはなんでしてくれないの??っていう、どうしても奥底に渦巻いてしまうその気持ちに、どう向き合うか。
今までは、その気持ちこそジコチューだろう。エゴだろうって、封じ込めていた。
わたしならこうして欲しいのにって、それが相手にとって正解かもわからないし、おせっかいかもしれないし全然足りないかもしれないし。
この辺まではよく話し合うこと。
でも今回は新しい結論を出した。
思うことはよしとしよう!(相手には言わないし、友達にも愚痴らないけど)という新しい結論。笑
わたしもこないだ、見返り上等!って、ここで救ってもらってた。おんなじだ。
わたしとぺこすは、環境を改善できないまま、たまに打ち明け合い、文句を言い合い、怒ったり泣いたり飲んだり食べたりしようという同盟を結びました!
どうにもならないことでも、仲間をみつけたら安心する。わたしはいつも仲間を探してる。歌を作ってうたうひとのなかで、絵を描くひとのなかで、文章を書くひとのなかで、どこかが似てる仲間を探してる。
(このアルバムのなかの、「マスターオブライフ」って歌を聴いてほしいです!!)
人の気づかいや 声にならない痛み キャッチしてしまう
どうしたって揺れるさ 生きている限りは ダックダイブでかわせない波もある でも感じないかベイビー 上達してること うまくなってること
渡會将士(ex FoZZtone)の、マスターオプライフって歌が大好きです。渡會さんはたぶん仲間です。
生きづらいのはいやだけど、その分、誰にも見えない虹をキャッチしてるって思ってる。