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催眠言語とかぎ針編み

友人が設立した
コロンビアの先住民族によって
ハンドメイドされたバッグブランド

立ち上げ当初
お手伝いをしていました。

彼女が熱心に語る
ブランドのストーリーを
通訳しながら、

だんだんと
情景がありありとしてきて
自分ごとのようになっていく
瞬間がありました。

一本の細い糸を
かぎ針で編んでいく

一目ひと目を
かぎ針の先で
拾う

決まった図面もなく
作り手の感性と技術によって

蜘蛛の巣のように
グルグルと螺旋を描いて

徐々に
姿を現す
モチーフ、形

AALUNAのバッグ


「催眠言語」
「喚起的コミュニケーション」


という言葉を
思い浮かべる時、

なぜかしら
このバッグのことが
イメージされます。

催眠言語を使った
喚起的コミュニケーションによって

内側から
喚起される

自分の内側に
『POP UP』する
映像や感覚

それは
時には

音や匂い
感情

これらを「拾って」
連想をつなげていく

編み物のように

意識の中に
ポンと飛び出してきた
目を引っ掛けて、

その「いと」を絡めて
繋いでいく
広げていく

そして

唯一無二の
自分だけのデザインが
出現する

« L’évocation avait pour but de « faire apparaître visuellement » une entité évoquée. Il s'agissait, par un travail de nommage et de visualisation, de circonscrire un concept pour mieux le comprendre. »

「呼び起こし(喚起)の目的は、呼び起こされた実体を「視覚的に出現」させることである。名前を付け、視覚化することで、より深く理解するために概念を囲い込むのである。」

Wikipedia

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