毎週note2020-5「可能性が少しでもあるなら足を動かす」

昨日営業活動にまわった。京田辺から少し離れた木津川市と精華町。障害のある方々はどこで情報を仕入れ、どのように三休のような事業所に行こうと決意するのか、それをイメージし営業先のリストを作成する。三休は2019年4月に福祉事業に新規参入、いわゆる既存の関係性がなく「これから」関係をつくっていかなければいけなかった。

福祉事業所にアポなしでご挨拶に伺ったり会議に参加したりイベントに顔を出したりと着実に関係を持つことができた。嬉しかったのはオープンして間もなく自立支援協議会の地域福祉部のメンバーに入れてくれたこと。事業所や立場を超え京田辺市の障害福祉を包括的にクリエイトしていこうよという大事な大事な会議。そこに迎え入れたことは嬉しいことで期待を向けられているということだ。

1番の営業活動は「事業をきちんと行うこと、そしてメンバーたちの満足度を高めること」。「おっ三休を利用すると顔つきが変わってくるな」、「夕食のときにその日あったことが話題に挙がるのは三休だけです」など嬉しいお言葉をいただくが、甘えてはいけない。もっと、もっとその人目線で考えていかなければいけないし、その人の満足さがどこにあるのか三休に求められていることは何なのかを想像し実行し続けなければいけない。トライ&エラー、正解なんてないんだから。

さて恥ずかしいことに、三休はまだまだメンバーが少ない。既に関係のある事業所から、さらに幅をひろげようと先月末から新規の事業所に営業活動を行い始めた。放課後等デイサービスや訪問介護事業所、そしてクリニック。パンフレットとプレゼン資料を片手に「三休といいます!」とアポなしで挨拶をする。ほとんどの人たちは「はあ・・」と戸惑いながら受け取るだけになってしまうが、ときどき「お話を聞かせてください」や「卒業先の進路がね・・・」など一歩先の会話につながることがある。

泥臭いことをする。可能性が少しでもあるのなら足を動かす。その汗水垂らした先につくりたい未来があるのではないだろうか。

福祉の線引きを薄めるために、福祉の中で遊んでいます。特に障害をお持ちの方と一緒に。みなさまのサポートはそれらの遊びに活用します。