8月27日│揺らぎの季節
夏から秋に変わる揺らぎの季節なのか体調を崩すメンバーがちらほら。倦怠感はなぜ起こるのか、を疑問に思い調べてみると環境変化も起因しているとのこと。季節の変化だけでなくコロナによる暮らしの変化もあるし倦怠感を起こり得る可能性は跋扈している。三休で働く人たちはメンタル不調があり、その変化に過敏に反応し影響する人もいらっしゃる。だからこそ「安定したリズム」というのが大切になってくる。
天候や状況によって常に変化する農業。今日やることを現場を見て変更することも時々ある。臨機応変さ、いわゆる崩れたリズムに適応することをお願いしている。この相反した事実をどう捉えていくか、そこからどう折り合いをつけていくかが大切な視点。安定と成長/障害と効率性/福祉とお金・・・そこを考え、自分なりの答えを出し実践に結び付けることでより良い場所になるのだ。
午前はミント収穫。切り戻した株から新芽が出始めている。ペパーミントとキューバミントの手入れが必須だ。またやることが増える。でもやることをやれば野菜やハーブは大きく育っていく。自分がやったことが結果として目に見えるのっていいな。
「農作業は自分のペースでできるから安定にもつながるし、やったことが可視化できるし自己肯定感も高まります。太陽にもあたるし身体も動かすし好きな作業です」と体験に来た人が感想を述べてくれた。
昨年までは「家庭菜園」、今年は「農業従事者」、これからは1つの畑でどれくらいの収益が出るかを考えながら進めていく「農家」になっていかないといけない。やりがいや作業捻出だけじゃなく、みんなの対価としての工賃を上げる必要がある。そのためには収量を増やすと同時に販売数及び販売単価も高め売り上げを出していく。来週から9月、次期に向けた農作業が始まっていく。万願寺とうがらし、ハーブ以外の軸となる作物を増やすために、ベビーリーフを中心に葉物類やニンニク、玉ねぎなどを育てていく。
農業以外にも室内作業の充実やカフェの改革、一般就労へのステップアップなどやるべきことがたくさんある。1年後・3年後・10年後の未来の三休を想像するとワクワクする。仕事を楽しんでいる。
福祉の線引きを薄めるために、福祉の中で遊んでいます。特に障害をお持ちの方と一緒に。みなさまのサポートはそれらの遊びに活用します。