毎週note2020-15「いまを生きている限りバッドエンドはない」
又吉直樹さん原作の「火花」の映画を観た。最後のシーンが印象的。「いまを生きている限りバッドエンドはない」で締めくくるラストは、人生はいつでも通過点ということを感じさせる。
メメント・モリ。僕の暮らしの中で大切にしている言葉。
メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句。
たとえ辛いことがあったとしても、いまが重なり合うことでそれを上回る素敵なことに出合うかもしれない。逆もしかり、たとえいまが幸せだとしてもどん底に陥るかもしれない。人はいつか必ず死ぬ。死ぬまでに良いことと悪いことを繰り返す。その指標は自分自身。だから僕は自分らしく生きていきたい。自分の人生に責任を背負いたい。1つひとつの行動に責任が伴うことで、1つひとつが自分ごとになっていく。そんな当たり前を「火花」の映画に思い起こさせられた。
芸人。自分が面白いという芸を大衆に伝え、笑いを取る。自分に価値が置かれるということ。先日、KING GNUがゲストの情熱大陸を観たのだが印象的な言葉を発していた。売れている音楽にどれだけ自分たちの個性との共通項を探し、それを形にするか。そういう風に曲をつくっている的な内容。売れること、それが社会に、世間に求められるということ。それは芸人だってミュージシャンだってサラリーマンだってライターだって、みんなそう。求められなければ仕事にはなりえない、それは趣味の範疇となる。
いま僕がやっていることが誰かのニーズを満たすこと。それが求められているものか求められていないの評価で主観では決してはかることが出来ないもの。後者はただの自己満。自分らしく、でも、誰かに求められることをしていきたい。「仕事」と胸を張って言えることを僕はし続けていきたい。
福祉の線引きを薄めるために、福祉の中で遊んでいます。特に障害をお持ちの方と一緒に。みなさまのサポートはそれらの遊びに活用します。