【ワーママ】自分のための時間を生み出してやりたいことをやる!ために実施したこと【まとめ】
「家族のためでも、仕事のためでもなく、自分のための時間を作る必要がある」
復職してから半年、仕事と家事と子育てで1日が終わる毎日だった私。
朝起きたら子供にご飯を用意し、自分の準備をして保育園に送り、日中は仕事。
昼ご飯をゆっくり食べる時間はなく、定時になったら子供を迎えにダッシュして、寝かしつけた後は家事。
家事を終えた後にPCを立ち上げ夜中まで働く。
家事も仕事も子育ても中途半端で、イライラすることが多かった気がします。
そんな生活を半年も続けたら、体が「無理だよ」って教えてくれました。
体力にも気力にも限界があることに気づいた私は、生活を見直し、自分の時間を作ったことで、自分時間を確保することができ、イライラすることも以前よりも減りました。
この記事では、自分のための時間を作るために私が実施したことを書いてみたいと思います。
誰か1人でも、少しでもお役に立てば嬉しいです。
1.自分の時間を作ることを許す
仕事も子育ても、どちらも諦めたくない。
仕事は産前と同じくらいできると思ってもらいたい(できるはず)。
誰も求めていないのに、そんな思いから、自分を犠牲にするような生活をしていたなと今では思います。
「自分の体を犠牲にしながら、気合いだけで子育ても仕事も継続することはできない。もっと持続可能なやり方に考えをシフトする必要がある」
自分を犠牲にする生き方は、言葉にしていなくても、表情や空気に表れ、家族に伝播し、家庭に暗い雰囲気をただよわせてしまう。
「自分はスーパーママではなく、ぽんこつママだ。それでいいんだ」
とできない自分を認めたときに初めて、「ママにとって一番大切なことは、我慢して頑張ることではなく、自分の時間を確保して、エネルギーを高めて、機嫌よくいることだ」と、ようやく行動を変えることができました。
2. 1日をみえる化する
まずは、自分が1日にどんな行動をしているのかをノートに書き出してみました。
朝から夜寝るまでの間、何に何分使っているのかを全て書き出すと、
「人生において、重要じゃないことに時間を使っている」こと、
「パフォーマンスが悪い時間に、タスクをこなそうとしていたこと」
が明確になりました。
例えば、
・1日の中で、SNSを10分20分刻みで何度も見ていて、1日合計1時間は使っていること。
・夜の寝かしつけの時間に30分以上使っていること。
・夜、寝かしつけの後に仕事をすると、眠い中仕事をするので、かけた時間の割に作業量が少なく、ブルーライト効果か寝つきも悪く、翌朝起きるのが辛いこど
など。
3. 優先順位づけ
1日を見える化した後、自分のしていることが緊急なのか、重要なのかを時間管理マトリックスを使って考えました。
(時間管理マトリックスは、書籍「7つの習慣」を参考に実施)
具体的には、以下の4つの項目にわけてみました。
・緊急かつ重要なこと
・重要ではないが緊急なこと
・重要だが緊急ではないこと
・重要じゃないし緊急でもないこと
ママは、「緊急」がとにかく多いです。
子供の癇癪、おもらし対応。子供の発熱によるお迎え、保育園や小学校の持ち物の購入等。
「緊急なこと」に対処している間に脳のエネルギーが切れて、省エネモードに入ってしまい、時間ができても「重要ではないし緊急でもない」ドラマやYoutubeをみる時間に使ってしまっていました。
そうすると「重要だが緊急ではない」自分の将来を考えたり、自分を見つめる時間に使うことができていませんでした。
3.1 将来どうありたいか(価値観)をベースにした優先順位づけ
優先順位づけするにあたって、10年後3年後1年後の自分はどうありたいか?どんな自分でいたいかを書き出してみました。
その価値観の優先順位をベースに、タスクの優先順位を決めました。
今の自分にとって、将来を見据えたうえで本当に何が大切かの軸を決めました。
例えば、10年後も「健康」でいたいという価値観が重要であれば、「走る」「食事を作る」といったタスクの優先順位を上げます。
「子供と向き合う」が重要であれば、子供との時間の優先順位を上げて、1日の中でわずかでも子供と向き合う時間を確保するするようにします。
4. やめることを決める
優先順位を決めたら、次はやめることを決めました。
優先順位が低く、「重要でも緊急でもないこと」はやめる対象に。
また、「重要なこと」は、本当に自分がする必要があるか?を考えました。
ママはやることが多く、1つ1つはほんの5分、10分程度でも積もると何時間も奪われていたりします。
「やるのがあたりまえ」「かわりがいない」「しょうがない」などの諦めがでてきますが、「でも‥」を無くして、「なんでもやめれるとしたら?」とやめたいことを書き出してみました。
例えば、「優先順位づけ」リストから私がやめたことは以下です。
・夜中の仕事
・SNSを見る時間
・料理、掃除を全て自分一人ですること
・子供と一緒にいる時に携帯を見ること
・衣替え
など
①夜中の仕事
眠い中仕事をしても質が低いし睡眠にも影響するため、夜中に仕事をすることをやめ、子供と一緒に寝ることにしました。
夜中にやっていた作業は、朝のクリアな頭だと30分もあれば終わるものが多かったなと今では思います。
②SNSを見る時間
1日を可視化したことで、SNSに時間と集中力を奪われていることに気づきました。
SNSは目的をもって利用することに決め、ダラダラと見ることをやめたことで、自分が使いたいことのために時間を確保することができました。
③料理、掃除を全て自分一人ですること
忙しい時は料理代行、掃除代行を利用することに。
お金はかかるけれど、「いざとなったら頼れる存在がいる」というだけで気持ちが楽にな理ました。
自分の時間を無料と考えると、お金を払うことが損に思えますが、将来がもっとよくなるための投資(時間をお金で買う)と捉えれば、高いとはいえないなと感じます。
④子供と一緒にいる時に携帯を見ること
「緊急ではないけれど重要なこと」の一番は育児。
今しかない子供の笑顔を見ること、家族と過ごす時間。
その人生で最も大切な時間を「重要でも緊急でもない」携帯の情報を見ることに奪われていたなぁと気づいたので、
1日のほんの数時間しか一緒に入れない家族との時間は、携帯は手放して、子供の顔を見ることに使卯と決めました。
⑤衣替え
季節の変わり目ごとに半日かけて衣替えをしていましたが、
この時間とエネルギーはもったいない!と感じたので、洋服は断捨離し、クローゼットとタンスにはいる量だけに減らすことで、衣替えをしなくなりました。
一度やめたいことを書き出して、「どうしたらやめられるか」を考えてみると、脳が記憶していて、今までスルーしていたやめるヒントになる情報が目や耳に入ってくるようになります。
何をしたいか、何を止めればできるようになるか?を考えると、モチベーションも上がるかもしれません。
私は、毎日ストレッチの時間を15分取りたいと思ったので、携帯を15分見る時間があればストレッチをしたい…と意識をかえることができました。
⒌やることは時間を決めてやる
1日を見える化すると、「思っていた以上に時間をかけていた」ことにもきづきました。
一つ一つの作業を、何分で終わらせたいか、目安を決めておくことでメリハリがつき、時間密度が濃くなりました。
例えば、
「SNSは目的を決めて、10分だけ見る」
だったり、
「この仕事(タスク)は30分で終わらせる」
だったり。
全ての時間を決めると疲れてしまうので、時間を削減したいものや集中したいことだけに絞っています。
6. いつ何をやるか、タスクの並べ替えをする
1日を見える化し、やりたいことを書き出したら、いつ何をやると効率的かを考えました。
例えば、夜中の仕事は朝に移動しました。
子供と一緒に9時に寝ることで、朝4時半には自然と目が覚めるようになり、
寝かしつけの時間とイライラがなくなり、朝の元気で頭がクリアな状態で仕事をできるようになりました。
夜中2時間かかっていたことが、朝だと30分で終わるので、それ以外の時間は自由時間になりました。
夜の下ごしらえを朝食の準備の時に合わせて実施したり、洗濯を子供に手伝ってもらったり。
タスクを2つ同時にこなすことはできないか?
タスクをするときに一番パフォーマンスが高い時間帯はいつか?
を考えて並べ替えてみました。
7.1日の振り返りと次の日以降のやることをメモしておく
夕方に、今日実施したことを振り返り、明日やりたいことをメモします。
やりたいことを書き出しておくと、次の日すぐに作業にとりかかることができます。
また、隙間時間に「何をしようかな」と考える時間や、気づいたらSNSに使ってしまっていた時間が減り、本当にしたかったことに時間を使うようになりました。
例えば、「5分でできること」を書き出したおかげで、30分まとめて時間を取らなくても1日の隙間時間を利用して終わらせることができるようになりました。
例えば買い物ひとつでも、「自分のもの」「家族のもの」。
食材、子供用品、仕事関係の品物。
買い物も多いし、買い物ひとつでも、多くの情報から選択して、買うまでに見えない時間を使っています。
ママは、「皿洗い」「洗濯」といったわかりやすい時間以外の「見えない時間」を家族のためにたくさん使っています。
だからこそ、「見えないタスク」は隙間時間に終わらせて、浮いた時間をまとめて自分のために使いたいなと思います。
8.1週間単位で考える
ママはいつ何が起こるかわかりません。
子供の急な発熱や、急に買い物が必要になったり。
子供が朝想定より早く起きてきたり。
「やること」を1日単位で考えると、予想外のことがあった時に苦しくなるので、1週間でできればいいとゆるく考えることにしています。
・1週間で何をしたいか(仕事、プライベート)
・1週間で何をしたか(仕事、プライベート)
仕事は1日にひとつタスクが終われば十分。
プライベートのやりたいことも、1週間単位で6割できれば十分。
それくらいの気持ちでいると、急な対応が入っても心に余裕が出るし、「今日はできなかった」と自分を責めなくてすみます。
「1週間で何をしたか」を書いてみると、意外と多くのことをできていることにも気づき、不足感から満足感に変わりました。
8.2 直感を大切に 予定は柔軟に組み替える
私は「思いついた時にやる」のが一番効率的なタイプです。
「今本を読みたいと思った」その時に読むと、あっという間に読み終わるし、内容も深く入ってくる。
タスクは決めても、絶対に守らなければと思わずに、柔軟に組み替える余裕も持っています。
一番は、「無駄な時間を削減して大切なことに使う」。「直感が降りたときに、すぐに行動できるだけの自分時間を確保する。」
そのために自分時間を確保する意識でいます。
9.自分時間を作ってみて感じていること
自分の時間をどう使うかは人それぞれだと思います。
自分の時間なんていらないという人もいれば、1人の時間が欲しい人もいる。
でも、「自分の時間が欲しいのにやらなければいけない…」と思いながら生きるのではなく、時間の使い方を「自分で決めている」という感覚があるだけで、気持ちが大きく変わるものだと思います。
「自分の人生にとって最も大事なことに時間を使えている」感覚を持つこと。
将来を考えて、今何に時間を使う必要があるのか?を考え、その時間を確保すること
これが大切だなと感じます。
例えば私の場合、子供の送迎や子供との時間は「やらなければいけないこと」ではなく「やりたいこと」でした。
それに気づいたので、子供の送迎の「負担感」が減り、「感謝」に変わりました。
未来の自分が、今の自分に何か言うとしたら、「家族との時間を大切にして」だろうなと思ったので、家族との時間を最優先に考えています。
家族との時間を最優先に考えたうえで
今、一番重要視しているのは、「エネルギーを高く保つこと(余裕を持つこと)」。
エネルギーがないと、意欲が湧かず、なぜかSNSをダラダラみたり、イライラしたり、部屋が荒れてきたり、暴飲暴食したり、いいことがないです。
「エネルギーを高く保つ」ために、
日中も自分のためにハーブティーやコーヒーを入れて、休憩する時間をとる。
疲れている時は睡眠はしっかり確保する。
仲間たちとあって、熱く語る。
ストレッチやヨガをする。
本を読む。
など、自分の時間は絶対に確保するようにしています。
わかっていても、気づくと疲れていたりするので、
もっともっと改善していきたいなと思います。
私よりももっと多くのタスクを抱えている方もいるだろうなと思います。
そんな綺麗事言っても自分時間なんて取れないという方もいると思います。
それでも、この記事が少しでも何かの役に立てば幸いです。