【ありがたきご縁】+【グリーフ(悲嘆)】 日本ハグ協会会長の高木さと子さんからの応援
この記事シリーズでは、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。今回は「ご縁」も合わせた記事となっています。
🌈 はじめに: グリーフ
グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)です。
僕は移住先のニュージーランドで5年前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。
グリーフ当初は自分の心が壊れてしまいそうでとても不安でした。この後どういう心理的プロセスを辿るのかを知りたい気持ちもありましたが、グリーフ関係の本を読む気力もありませんでした。しかし、そんな時でも短いブログ記事などは緊張せずに読むことができ、大変助けられました。
グリーフは人それぞれですし、タイミングや心の状態でこのような記事を読むことが難しい方もいらっしゃるかもしれません。しかし、僕の経験がほんの少しでも誰かのお役に立てればという想いから、勇気を持って記事として発信します。
🌈 僕のグリーフ当初
グリーフ当初は、自分の感情をことばにする気力もなく、ことばにすること自体がむずかしい。自分への不甲斐なさやストレスで思考が同じ場所でぐるぐる回っていてどこにも進めない。そんな自分の不甲斐なさを感じ、さらにぐるぐる回りながら沈んでいく。この状態が1年、5年、一生続くのかと思い、さらに不安が増していく。
「日ぐすり」というように時間が必要だと思いますが、必要な時間は人それぞれ。時間の効果がいつ表れるのかは予想もできず、悲しく苦しい毎日でした。
🌈 高木さと子さんとのご縁
そんな時に、ある本で日本ハグ協会の高木さと子さんのことを知りました。
高木さんはご自身の経験から、「生きているからこそ大切な人を抱きしめられる」と2009年に日本ハグ協会を設立し、日本にハグの習慣を広める活動されている方です。
勇気を出してメッセージをお送りしたことがきっかけで、ありがたいことにご縁が深まり、本気で応援していただきました。
🌈 『話すことは放すこと』
高木さんから教えていただいたことばのひとつです。
グリーフの中では自分の感情を話すこと自体が難しい。
話を聴いてくれる人の存在も必要。
心から信頼できる人。表面だけでなく、潜在意識でも信頼できて、ことばを受け取ってもらえる人。
僕にとって高木さんはそういう方でした。
🌈 ついにお会いできた
ご縁をいただいてから2年後に、ついにお会いすることができました。
そして、あたたかいハグをしていただきました。
一生忘れられないハグでした。
個人的な経験ですが、僕の場合は、時間とともに少しずつ少しずつ感情を言葉に乗せる力が戻り、信頼できる人とのご縁が光となり、自分の中にも光を見出すことができた感じです。そして、ハグを通したぬくもりは今も心の支えとなっています。
もしこの文章を読んでくださっているあなたがグリーフを抱えているとしたら、ほんの少しでも参考になったら幸いです。そして、時間がかかっても、いつか笑顔で朝を迎えられることを心から祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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🌈『人生でめぐり会う人、すべてに深いご縁がある』
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