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【ここに来るまで】 2009年 ニュージーランドの大学で応用言語学の博士号:取得できた理由三つ
【ここに来るまで】シリーズ
このシリーズでは、公立高校の英語教員だった僕が、日本語教育と出会い、ニュージーランドの大学教員トップ10の一人として表彰されるまでの歩みを書いていきます。こういう展開になるとは、夢にも思っていませんでした。
この記事がほんの少しでもあなたのお役に立てますように。
🌈 博士号を取得できたのは
① あきらめなかったから
② 運がよかったから
③ 妻の支え
ニュージーランドでは博士課程はフルタイムで3年、しばしばそれ以上の年月がかかる研究の旅です。
僕の場合はニュージーランドの高校で教員をしながらだったので、取得までになんと8年かかりました。
博士課程開始の年に次男も生まれて育児もあり、時間的な余裕もなく、精神的なプレッシャーを感じながら取り組んでいました。(振り返ると、高校教員をしながら博士号に挑戦できるということにもっと感謝すべきだったと思います。)
4、5年目となると、開始当初のモチベーションも下がり、研究のトピックのトレンドも変わり始めました。論文を完成できるのだろうか、完成しても論文審査と口頭試問をパスできなかったらこれまでの時間もお金も無駄になってしまう。そんな不安が大きくなっていきました。
その不安に対して、必ず取得できると自分に言い聞かせて奮い立たせて論文を書いていました。その時には意識できませんでしたが、今思うと時間的にも精神的にかなり無理があったと思います。(毎晩寝るのが午前2時ぐらいだった。)
心の双極的な性質として、強く願えば願うほど、叶わなかったら、失敗したらという負の想念が強くなる可能性について学んだのは取得後のことでした。
表面意識の世界で、どれほど強く「ポジティブな想念」を持っても、無意識の世界は、逆に、「ネガティブな想念を持ってしまう。
🌈 視覚化のために紙に書いて貼ってあった
目標を紙に書いて貼るといいということを聞き、「PhDを取得して家族でシドニーに遊びにいく」と書いて壁に貼ってありました。
でも、その時はただ書いて貼っていただけでした。今だったら、それが実現した時の感情も味わおうとしていると思います。
結果的には博士論文が完成し、博士号を取得できて、この夢は実現し、家族でシドニーに遊びにいくことができました。しかし、取得できなかったらという不安はかなり大きく、現実もそちらに引っ張られていたと思うので、体調も崩したり、心が折れたりしてもおかしくなかったと思います。
そんな状況で取得できたのは本当に幸運だったと思います。
そして、「あきらめなかったこと」と、「妻の支え」のおかげで取得できたと思っています。
🌈 当時の自分にしたいアドバイス
挑戦できる機会に感謝して取り組む
「人生に成功は約束されていないが、成長は約束されている」
最善を尽くして、あとはゆだねる
特に3については、当時の自分に田坂広志さんの全託の祈りを伝えたいと思います。
私の人生は、すべて、「大いなる何か」に導かれている
心の奥深くの私自身、「真我」に導かれている。
どのように否定的に見える出来事も、出会いも、
すべて、深い意味があって、導かれ、与えられている
たとえ、それが、どれほど不運な出来事や出会いのように見えても、
「大いなる何か」は、心の奥深くの「真我」は、
その出来事や出会いを通じて、
自分に気づきを与え、自分を成長させ、
素晴らしい人生へと導こうとしている
導きたまえ
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