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「いま この瞬間」と「シンクロニシティ」
5年ぐらい前から「いま、この瞬間」を意識して生きるようになった。
すると、シンクロニシティ(共時性:意味のある偶然の一致)に気づく、あるいは、それが頻繁に起こり始めたような気がする。
「今ここ」というあり方を生きる一群の人たちがいて、そのような人たちには共時的現象が起きやすい。
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「今ここ」に意識を集中することで、なぜこのような現象が起こるのだろう。いくつかの興味深い視点を紹介したい。
✅ 網様体賦活系(RAS)
Apple watchが欲しいと思い始めると、周りにApple watch をつけている人がやたらと目に入るようになる。星に関心を持っていると、夜空にかすかに瞬く星の光に気づきやすくなる。
この現象は、情報を取捨選択する脳のフィルターである網様体賦活系(RAS reticular activating system)の機能により、特定の情報を選択し、気づくなるようになるからと説明される。意識的に何かを重要視すると、RASはその情報に敏感に反応し、意識していない時でも関連情報をキャッチするようになる。
✅ ケン・ウィルバーの意識進化論
意識研究のアインシュタインと呼ばれるケン・ウィルバーによれば、人間の発達のプロセスが「後慣習的段階」 (post-conventional stages)に到達すると「思考」による意識の呪縛が緩み始め、それまでに排除されていた「感覚」や「直感」や「霊感」と言われる非言語的な微細な感覚が意識に届きやすくなるという。
✅ 田坂広志氏の「死生観」
田坂広志氏は、「死生観が定まると感性が磨かれ、才能が開花する」と述べている。
死生観が定まることによって起こる3つの変化、①時間の密度が変わる、②逆境に強くなる、③使命をつかめる、により、人間の本質的な感覚が研ぎ澄まされるのかもしれない。
色々な視点と解説があり、興味深い。そして、最も大切なことは、いかに今この瞬間を大切にできるかということだろう。
「生きる」ではなく、「生き切る」
ここで大切なのは、
「生きる」ではなく、「生き切る」。
この「切る」という言葉に込められた覚悟がある。
それは、「悔いが無い」という覚悟。
一日を生きたとき、「思い残すことが無い」という覚悟。
その覚悟が、この「生き切る」という言葉の意味です。
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✅ 「生き切る」ことを意識して過ごしていきたい。
一日一日を悔いなく過ごすという覚悟を持つことで、シンクロニシティという魔法のような力を引き寄せ、より豊かな人生を創造していけるのかもしれない。
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