ニュージーランドと日本:29年の時を超えた奇跡の再縁
先日、SNSで見知らぬ名前の方からメッセージが届きました。スパムかなと思いながらも確認すると、驚いたことに、それは1995年に手紙のやり取りをした方(当時は高校2年生)からのメッセージでした。
公立高校の英語教師だった僕は、1994年から96年にかけて、文部省のプログラムでニュージーランドの女子高校に日本語教師として派遣されていました。そこで教えていた生徒の一人、カーリーンさんが日本の高校生Sさんと文通していたのです。日本人の僕から日本語を学んでいることをカーリーンさんがSさんに伝えたことがきっかけで、Sさんから僕に日本語教師という仕事についての問い合わせの手紙が届きました。
29年も前の出来事だったためすっかり忘れていましたが、その時は僕はSさんに返信をしていたのです。
そして、先日、Sさんがフェイスブックで僕を見つけてくれて、メッセージを送ってくれたのです。彼女は29年前の手紙を保管していて送ってくれたので、それを見て当時の記憶がおぼろげながら蘇りました。
Sさんとのご縁が再びつながった背景には、もう一つのご縁がありました。それは、文通相手であったカーリーンさんの息子さんが日本に旅行に行くことになり、Sさんと会うことになったことです。そして、Sさんがカーリーンさんとの思い出を振り返るために手紙を整理しているときに、僕が送った手紙を見つけ、僕のことを思い出し、探して連絡をしてくれたのです。
特に感慨深いのは、Sさんが日本語教育にも関わっていることです。彼女は地域の日本語教室の副代表を務めているそうで、高校時代に抱いた関心が現在の活動につながっていることを知って嬉しく思いました。また、Sさんとのご縁がつながったことでカーリーンさんとのつながりも再び生まれ、オーストラリアに移住しているカーリーンさんの現在に至るまでも知ることができました。
人生の中で、人とのご縁がどのような形で再びつながるかはわかりません。しかし、この出来事を通じて、目の前の人に心を込めて向き合うこと、小さなやり取りやつながりの大切さを改めて感じました。
『人生で巡り合う人、すべてに深いご縁がある』
そして、
『人生は人との出会いによって導かれる』
この文章を読んでくださったあなたとのご縁に深く感謝します。
素敵なご縁に、そして再会に恵まれますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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🌈『人生でめぐり会う人、すべてに深いご縁がある』
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