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日本美適進化論:美意識の可能性
人の「美しさ」というと容姿などの外見的なものや、心の美しさという内面的で儚さを感じるものと捉える方も多いと思いますが、この「美意識」という概念は、とてもパワフルで対人関係をも強く美しく変えることが出来ます。ではどのように日常の対人関係に機能するかについてですが、仕事の対人関係では「クールな利害関係者」から「信頼してパラダイムシフトを起こし合い協創できる関係」に、友人関係では「一緒にいて落ち着く関係」に加えて、「新しい体験を共有して学び合う関係」といった豊かな関係性と閃きやアイディアを創出する相互関係を築くことが出来るでしょう。「美しさ」の反対語は「醜い・不快・不安・不満・残酷」などで、現在の対人関係に於いて残念ながら横行している現状を変えるには最適な概念です。「美意識」最大の特長は「安心感・心地よさ・快適性を引き出す」創造力。さらにそれを「やり抜く」チカラの源も、もっと良くなりたい!もっと安心したい!もっと幸せになりたい!という願いや希望のエネルギー。特に、今までの経験に再起動がかかるような時代にこそ、対人関係に悲観的にならず、悠々と明日を迎えられる関係性が結べることで、天真爛漫に笑っていられる豊かな未来を手に入れましょう。
■■■■■美意識の可能性■■■■■
1)真・善・美
2)頭を空にして視覚・聴覚情報にフォーカスする
3)対人関係の究極の美しさとは
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1)真・善・美
昔から日本人は、謙虚さや謙遜などの奥ゆかしさが美徳とされてきました。秘めた美しさを善しとする文化も独特の感性を育みましたね。その微細で繊細な感性は誇るべきだと思います。外見的な「美しさ」を観るだけでなく、美しさを引き出すという真の優しさや、それを支援する善い行いで、お互いに育て合う美しい関係性がつくれるならば最幸です。
2)頭を空にして視覚・聴覚情報にフォーカスする
人は、相手の話を聞きながらも、その意見に賛成か反対か?どのように説得しよう、反論しようと議論の戦略を立てるものです。相手の話の内容というよりも、実は話す前から常にその人への態度を決めていて、相手はそれを敏感に感じ取りお互いにとって建設的な意見よりアドバンテージを取りに行こうとする。ここに落とし穴がありますね。好意を持つ持たないに関わらず、先入観を無くして話が聴ける姿勢も「美意識」です。ついでに自分が持つ偏見も手放すことで、パラダイムシフトが起きる可能性が拡がります。そのために「視覚と聴覚」をうまく活用する方法があります。ただ相手の視線や表情を観て感じる、声の大きさやトーン、話すスピード等を聴きながら相手を感じて丁寧に聴く。いったん自分の話す内容を置いて相手を感じることに集中すると内容だけではなくコンテクストを理解する余裕が生まれ、建設的なアイディアが浮かぶことが多いです。
3)対人関係の究極の美しさとは
もちろん仲が良いことは大切ですが、依存し合う関係より共に成長し合える関係性をつくることが究極の美しさだと考えます。年齢に関係なく尊敬できるマインドやスタンス、スキルを持つ相手から学ぶところは多いですね。それと社会性と自己実現のバランスを追求し続ける姿勢にも美しさを感じます。自分の志事に共感して下さる方々と共に、その役割を社会へ還元することが両立できたら、生まれてきた意義を実感できるのでしょう。それを目指す姿勢に「美しさ」が宿りますね。